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#6 多方面から見て考える②〜感覚過敏〜

整理収納アドバイザー
スペシャルキッズサポーターの
satomiです


前回ソフトとハードを整えるといった
記事を投稿しました

今回はそれを詳しく書いていきます
【私自身の考え方ですので
 誰にでも当てはまるものではありません
 了承の上お読みいただけると嬉しいです】

ソフトは心や精神面のことです
何から手をつけて良いか分からず
まず、ソフト面に取り組みました

今考えたらハードの方からが良かったかな
とも思います

今回はそのソフト面のお話
特に感覚過敏についてです

まず最初に本人がどのタイミングで
調子が悪くなるのかを探り始めました

本人は良く原因が分からない時が多いので
スマホのストレスチェッカーのアプリを
使ってみたり
先生とのやり取りの中で原因を探ったり

一番効果があるのは
やはり観察することかなと思います

息子には
たぶん嫌になる原因は
直接的なものだけじゃなく
他にもたくさんあって
モヤモヤイライラが重なり
しんどくなってきたところに

直接的な原因がやってきて
一気に爆発するといった感じでした

感覚過敏があったので
クラスのザワザワした感じや
体育館の中で響く音
キラキラ反射する光
などが好きではなく
ストレスになっていること

それに気付くまで数年かかりました

実際小学校で働き始めてから
『あー感覚過敏があった息子には
 こりゃしんどいよな』
と思う場面多いです

ってくらいうるさいです、本当に(笑)

私も多少聴覚過敏あるので
甲高い声の大きい子がいるクラスに
入ると疲れます
これを一日中毎日だったら嫌かも

息子の聴覚過敏は
外出しているとき
トンネルの通路で反響している音や声を
耳塞ぎしたことで分かりました

その後よくよく聞くと
学校でも教室や体育館で騒ぐ声が辛いと
(外だと音が逃げて大丈夫な時が多い)

やっと1つの大きな辛さが
分かったときでした

これが分かったのは本当に大きかったです
学校生活でそういう場面って多くて

耳栓やイヤーマフを許可してもらったり
会場からすぐ出られる場所に
座らせてもらったり

こちらも配慮をお願いしやすかったです

小学校に勤務していますが
感覚過敏や感覚鈍麻の子はよくいます

外見だけでは分からないし
本人も他人との違いが分からないので
なかなか気付かないのも仕方ないです

我が家はずっと配慮していたからか
本人も自覚してきて
こういう場面は苦手かも…と思った時は
まわりに伝えて避けたり
参加を短時間にしたりしているようです

今回は感覚過敏を主に書いてみました。
もうちょっとソフト面で
やっていること、続きます。

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