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幸せと悲しみは同じ橇に乗ってくる
幸福と不幸は背中合わせにやってくることの例え。(ロシア・コミ族)
すべてが幸せで、
その幸せが
いつまでも続けば、
それほどよいことは
ないだろうが、
幸せの背後には
悲しい別れや
不幸な出来事が
待ち受けている。
また、苦しいことや
不運なことのあとには、
楽しいことや
幸せなことがある
ともしています。
だから、
幸せだからといって
有頂天になってはならないし、
不幸だからといって
絶望することはない
のであるという教え。
類語
・禍福は糾なえる縄の如し(日本)
・幸福と不幸は同じ山道を行く(ドイツ)
![](https://assets.st-note.com/img/1710427481202-bR3BLWFxPm.jpg?width=800)
コミ族はウラル山脈の西北側に移住し、
橇が重要な交通手段となっています。
コミ人(族)は、
ロシアのコミ共和国に
住む民族です。
人口は約39.5万人(2002年現在)
![](https://assets.st-note.com/img/1710427240635-9R4nzPUXzB.png?width=800)
彼らの生活地域は、
ペチョラ川、
ブイチェグダ川、
スイソラ川、
メゼン川流域、
およびカマ川上流の地域です。
彼らはウラル語族
フィン・ウゴル系民族であり、
別名としては
ジュリエーン Zyryan
とも呼ばれます。
![](https://assets.st-note.com/img/1710427703884-ooPfC0GfaG.jpg?width=800)
言語学の研究によれば、
コミ人は
ウドムルト人
マリ人
モルドヴィン人
と関係があり、
紀元前1世紀ごろに
分かれたと
考えられています。
さらに、
紀元後500年ごろには、
コミ・ペルミャック人と
コミ・ジュリーエン人に
分かれたようです。
したがって、
人種的には
コーカソイドに
属しますが、
モンゴロイドの
遺伝子も持っています。
![](https://assets.st-note.com/img/1710428042788-Mg5YwRUWiN.png?width=800)
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