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幸せと悲しみは同じ橇に乗ってくる

幸福と不幸は背中合わせにやってくることの例え。(ロシア・コミ族)

すべてが幸せで、
その幸せが
いつまでも続けば、
それほどよいことは
ないだろうが、
幸せの背後には
悲しい別れや
不幸な出来事が
待ち受けている。

また、苦しいことや
不運なことのあとには、
楽しいことや
幸せなことがある

ともしています。

だから、
幸せだからといって
有頂天になってはならないし、
不幸だからといって
絶望することはない

のであるという教え。

類語
・禍福は糾なえる縄の如し(日本)
・幸福と不幸は同じ山道を行く(ドイツ)

karelina2311によるPixabayからの画像

コミ族はウラル山脈の西北側に移住し、
橇が重要な交通手段となっています。

コミ人(族)は、
ロシアのコミ共和国
住む民族です。

人口は約39.5万人(2002年現在)

CC BY-SA 4.0 証書

彼らの生活地域は、
ペチョラ川、
ブイチェグダ川、
スイソラ川、
メゼン川流域、
およびカマ川上流の地域です。

彼らはウラル語族
フィン・ウゴル系民族であり、
別名としては
ジュリエーン Zyryan
とも呼ばれます。

Алеся ТутриноваによるPixabayからの画像

言語学の研究によれば、
コミ人は
ウドムルト人
マリ人
モルドヴィン人
と関係があり、
紀元前1世紀ごろに
分かれたと
考えられています。

さらに、
紀元後500年ごろには、
コミ・ペルミャック人と
コミ・ジュリーエン人に
分かれたようです。

したがって、
人種的には
コーカソイドに
属しますが、
モンゴロイドの
遺伝子も持っています。

コミ人の旗(ノルディック・クロス)Author ProjectHorizons(CC BY-SA 4.0

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