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お久しぶりの対面授業👩‍🏫

昨年のクリスマス前にコロナのクラスターが発生したのをきっかけにオンライン授業になっていたのだが、2月1日からやっと分散登校が開始された。

私の勤務校は、前回の分散登校の時と同様に月水金に高2、高3、火木に高1が登校し、登校しない日はオンラインで勉強することになった。

久しぶりに対面授業をやってみて感じたのは、学生たちの日本語能力の差がかなり開いてしまったということ。

学校に来なければ、自分の自由な時間が増えるので日本語が好きな学生は勝手に勉強するし、そうじゃない学生は何も勉強しない。

これはきっと他の教科でも言えることだと思う。

開いてしまった差をどうやって埋めようか?そもそも差を出にくくするために、どんなことができるだろうか?「自律学習を促す仕組み作り」をやらないといけないなぁと考えている。

「サバーイ(楽)」を良しとするタイ人と自律学習って相性悪そうだなぁとは思うけれど。

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おとといは、高3の朝のホームルームで学生たちから「4時間目にポン先生(もう1人の担任の先生)のバースデーサプライズをします。先生も来ませんか?」と誘いを受けた。

こんなの今までやってなかったじゃん?と思ったけど、この1年間は楽しい学校行事 ー遠足も七夕も運動会も文化祭もクリスマスも学生の日も春節もー 全部キャンセルになってしまった。(今は卒業セレモニーさえ開催が危ぶまれている)

そんな中で、少しでも高校時代の楽しい思い出を作りたいのかなぁなんて思うといじらしい。

4時間目が始まる前に、隠していたケーキを教室に運んでロウソクを灯して、先生が来たらハッピーバースデーの歌を歌って、写真を撮っておしまい。ほんの一瞬のささやかなバースデーサプライズ。

私にとっては、遠足も七夕も運動会も文化祭もクリスマスも学生の日も春節も毎年のことだけど、この学生達にとっては今年一回きりのものなんだよなぁ。

卒業まであとわずか。少しでも楽しい思い出を作って卒業できるといいなぁと思う。

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