【Canva×日本語教育】授業でCanvaを使ってみた!
本年度、仕事でもプライベートでも一番使ったと言っても過言ではないCanva!
ようやく学年末になったので、Canvaを使って新しく挑戦してみた教室活動を振り返ってみたい。
1 ありがとうカードを作る(高校2年生)
「〜てくれる」の文型を勉強する課で、「〜てくれて、ありがとう」の文型を使ってカードを作る活動。例年は色付きの画用紙を配って、手書きのカードを作る活動をしているのだが、今年はオンラインだったのでCanvaでやってみることにした。
テンプレートがたくさんあるので、絵が苦手な学生でもかわいいカードが作れていたし、楽しんでできた様子。
作ったカードはPadletにアップしてもらい、クラスのみんなで見られるようにした。自分宛に書かれたカードには本人からタイ語でコメントが書いてあったり、デザインがかわいいカードにはハートがたくさんついていたりと学生の反応もわかっておもしろかった。
2 架空のお店のメニューを作る(高校1年生)
架空のカフェメニューを作って、そのメニューをもとに、勉強した文型を使って店員とお客さんの会話を作って練習する活動。
こちらも100%オンラインだったが、ペアで活動させてみた。Canvaはリンクで簡単にシェアや編集ができるので、問題なく活動できたし、ペアで協力して本物そっくりのメニューが作れていた😊
3 プレゼンテーション「ニューノーマル」(高校2年生)
「昔と今」という単元で毎年やっているグループでのプレゼンテーション。去年はオンラインプレゼンテーションなんて発想もなく、慣れないオンライン授業に追われていたので泣く泣くやらなかったが、今年は少し余裕ができたのでやってみることに。
今までは「タイの昔と今」というテーマでプレゼンテーションをやらせていたが、せっかく(?)コロナで世の中がこうも変わってしまったのだから、「ニューノーマル」というテーマを設定した。
グループでの話し合いやスクリプト、スライド作成もほぼオンラインだったので、スクリプトはPadlet、スライド作成はCanvaでやってみることにした。
色々な意見が出るように、事前にトピックをあげてディスカッションの時間をとった。出た意見はPadletに書いてもらった。
その後、グループに分けて、上のトピックの中から2つずつジャンケンで選んでグループでアイディアを深めてもらった。
文字があれば、プレゼンテーションをする方も聞く方も文字を読んでしまうので、文字は極力入れず、あくまでプレゼンテーションの話を聞きやすくするためのスライドを作るように指示した。
プレゼン当日は高校3年生のプレゼンテーションの時と同様、他の学校の先生方にも入ってもらった。
(高校3年生のオンラインプレゼンテーションの記事はこちら⏬)
オンラインだったので準備している様子を間近で見ることはできなかったが、Canvaのリンクをシェアしてもらっていたので、リアルタイムでコメントをつけたり進捗が把握できたので、本当に便利だったし、時間や手間の削減になったと思う。
🏫 🏫 🏫
Canvaは1つの画面に細かくアニメーションをつけることができないので、授業のスライドとしてはやや使いづらいところがあるが、他の先生とのシェアや編集も簡単にできるところはとても気に入っている。プレゼンテーション中にキーボードの数字を押すと、自動的にタイマーが画面に表示されたり、タイ語フォントも豊富で、シェアしても文字化けすることがない点も嬉しい。
Canvaは学生からも好評なので、来年度もたくさん使っていこうと思っている。