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イライラを20秒で取り去る方法

先日、「今夜のうちに!たまった怒りを手放す方法」を投稿した後にふと、以前にstand.fmでした話を思い出しまして、今日はその内容の振り返り投稿です。

※この記事の内容は音声で
こちらからお聴きいただけます。


今日は、イライラを20秒で取り去る方法についてです。

イライラは誰にでもありますよね。人間関係だったり、時間の制約(←私は一番これが多いです。)だったり、体調も影響します。

原因は人それぞれですけど、イライラすること自体が悪いことだと思うと余計イライラしますので、まずは自分の中にそういう感情があるんだなと気づくこと、そしてそれを自分でコントロールすることが必要です。

イライラやネガティブな感情を鎮める方法はいろいろあります。よく言われるのが深呼吸。

深い呼吸は自律神経を整えてくれますので、気持ちが落ち着くものなのですが、感情が高ぶっているときに、特に怒りの感情があるときは深呼吸する余裕すらないこともあります。そんな時にお勧めの方法が、

仙骨付近をさすること。

仙骨は骨盤の真ん中にある骨。手のひらくらいの大きさの骨です。

よく分からない場合はお尻の少し上の肉があまりない平らなところの真ん中あたりと思ってください。

仙骨を20秒程度、軽くさすります。 強く押したりしなくて大丈夫。さするだけで、怒りやイライラが鎮まります。

これで、なぜ気持ちが静まるのか、というと、ここは副交感神経が集まっているところだからです。

イライラしているときは交感神経が過剰になっていますから、仙骨付近をさすってあげることで副交感神経が刺激され、自律神経が整って気分が落ち着いてきます。

これは外側から物理的に刺激を与えるので自分でも感覚的に分かりやすいです。なので速攻でリラックスできるということですね。

心の中で数をゆっくり20数えながら行いましょう。緊張しているときもいいですよ。

いつでもどこでもできますし、道具も必要ありませんので、とっても便利です。

また、これは副交感神経を優位にしますので、小さいお子さんがぐずっていたり、なかなか寝つけない場合は数分程度さすってあげると落ち着いてくれtたりします。

もちろん、瞑想を続けて行うことで、脳の働きが変化していけば、感情的にならずに理性的な判断ができるようになりますので、イライラしにくい心が作られます。それが理想ですが、この仙骨さすりはとっさに使える応急処置です。


今、これを読みながら仙骨さすってみました?


ちょっとやってみるとわかるのですが、お尻からつま先にかけてほわーんと温かくなりますよね。

仙骨付近は太い血管が背骨の方から降りてきて足の方に向かう血管が枝分かれしていますので、ここを刺激すると広い範囲で血流が良くなります。

腰痛や生理痛がある方はここをさすると楽になることを感覚的にご存じかもしれません。

それ以外にも冷え性、便秘、低体温なども仙骨まわりの血流が良くなることで改善します。

その効果を期待する場合は、意識的に温めてくださいね。

一番簡単な方法は、お風呂に入った時、シャワーを40度くらいにして、仙骨付近に30秒ほど当てること。ゆっくりお風呂につかる時間がなくても、これだけでだいぶ温まります。

お風呂の時間以外なら温熱シートを貼るのもいいですね。

私も冷えやすい性質ですが、インドネシアでは温熱シートが手に入りにくいので、湯たんぽを愛用しています。

最近可愛いカバーのついたおしゃれな湯たんぽ(Hot water Bag)が売っているんですよ。

寝る前にスフィンクスのポーズをしながら、仙骨に湯たんぽを乗せています。5分くらいで体も温まりますし、副交感神経優位になってふわっと心地よく眠ることができます。

スフィンクスのポーズ。矢印=湯たんぽを乗せる位置です。

なかなか安心して暮らせる状況にはなりませんが、仙骨さすって心を安定させて、また温めて体調安定させて、身体と心の免疫力を維持していきましょうね。

最後までお読みいただけて、嬉しいです。
ありがとうございました。またのご縁がありますように。

Satokoでした。

ナマステ。

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