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一日の締めくくりにこの言葉【その2】
こんばんは、Satokoです。オンラインヨガ瞑想スクールLokahを運営しています。
今日の投稿は前回の続きです。
▼前回の記事はこちら
前回の内容は、一日の終わりに自分を整える言葉として、
周りの人に「ありがとう」で自分を幸せに。
嫌な人、出来事は「お元気で」で遠ざけて。と言う話でした。
今日はもう一つ、嫌だと思われちゃったとき、私は悪気ないのに相手はネガティブに受け取っているようなこともあります。そんな時に使える言葉についてお話しします。
※この内容は
こちらから音声でもお聴きいただけます。
その言葉とは、「ごきげんよう」です。
ごきげんよう、なんて普段あまり使わないですね。お嬢様のご挨拶みたいな印象ですが、この言葉の意味を考えてみると、意外と使える言葉であることが分かります。
単純に、機嫌よくいてくださいね、ということです。
自分で自分の機嫌を取りましょうね、というのは最近よく見聞きします。それが大事な世の中になってきています。
何気なくSNSを眺めているだけでも批判的なコメントを目にすることが少なくありません。
もちろん自分の意見を発言する権利は誰にでもあるのだけれど、自分の考えが正義で相手が悪、と思い込みで攻撃的な発言をすることは暴力です。
人に暴力的な行動をとってはいけないことはみんな知ってるはずです。
でもどうしてそれをやっちゃうのかなぁと考えると、心にアンバランスがあって、それに気づいていないからなのかもしれません。
攻撃を受けたときは攻撃を返さなくていいんです。ヨガの教えではAhimsa(アヒムサ)と言います。
相手に伝えることはただ、バランスを取り戻してね、ということで、ごきげんよう、なんです。
インスタグラムで何年か前に見かけたコメントのやりとりで、すごく印象に残っているコメントがあります。
なんかちょっと嫌なコメントをした相手に対して、ある人が
私はあなたに構っている時間はない。
なぜなら、私は私を愛する人を愛することで忙しいから。
と切り替えしていました。
英語圏の方だったので、日本語に直しちゃうとなんかちょっとこそばゆい感じもしますが、お見事だな、と私は思いました。
望まないやり取りのために心を痛めなくていいんです。
こちらは相手を攻撃するつもりはないわけですから、過剰な反応はその人の都合です。受け取る必要はありません。
お釈迦様の逸話にもあります。
ある男がお釈迦様のところへやってきて、怒りのこもった罵りの言葉を浴びせました。
お釈迦様は何も言い返すことなく、こう尋ねました。
「客人がお土産をもってきて、それをあなたが受け取らなかったとしたら、その贈り物は誰のものか。」
もちろんその客人のものです。
ならば、その男がお釈迦様に浴びせた罵りの言葉も、お釈迦様が受け取らなければ、その男のものとなります。
贈り物も、悪口も、誰かの怒りも、要らないものを受け取る必要はないんです
そのためにできることをしましょう。
リラックスした状態で静かに目を閉じて、イメージの中で、その人にごきげんよう、と声をかけて、こちらからその人に背を向けます。
そして、あなたは自分を大切にしてくれる人、大切にしたい場所へ戻っていくところを思い浮かべます。
安心できる場所、安全なところにいると感じることは自律神経のバランスを整える土台になります。自分を安心させてあげましょうね。
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この記事でご紹介した内容を実践する瞑想を動画で公開しています。よろしかったらご覧くださいね。(有料記事です。)
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
またのご縁がありますように。
Satokoでした。ナマステ。
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