さといも

20代に発作性上室性頻拍と診断され、その後しばらく様子見するも、アラフォーで意を決して…

さといも

20代に発作性上室性頻拍と診断され、その後しばらく様子見するも、アラフォーで意を決してカテーテルアブレーション手術を受けました。手術体験記とその後をつづります。

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【カテーテルアブレーション体験記①はじめに】

先日、発作性上室性頻拍治療のカテーテルアブレーション手術を受けました。1泊2日の入院で、当日午後に手術、翌朝10:00には退院し一人で歩いて帰りました。 10年以上前に発作性上室性頻拍と診断されてから手術を受けるまでさんざん悩み、その間いくつもの体験ブログを読ませていただきました。また実際に手術を受けると決めて以降も、何度も何度も検索をして、二度も三度もくまなく体験ブログを読みました。 最近ではこのカテーテルアブレーション手術が一気に拡大してきたからなのか、病院ホームペー

    • 【カテーテルアブレーション体験記⑦術後の安静】

      カテーテルアブレーション手術直後、止血のための4時間の安静時間の様子について、お話しします。 ■17:30頃 術後、一度目の様子見 「さといもこさ~ん、経過の観察に来ました」と、看護師さんがやってくる。血圧と酸素濃度の確認、体温の測定。続けて、私の足の表面の様子をじぃーーーっとみている。刺したほうの足の付け根は、何かでぎゅっと縛られているが、苦しさやしんどさは感じなかった。 看「お食事されますか?」 芋「いえ結構です。ちょっとお茶とってもらえますか?」 術後はじめて、

      • 【カテーテルアブレーション体験記⑥手術開始】

        ■13:45 2Fの手術室へ。 自動ドアが開くと、わぁぁ、テレビで見るような手術室!! 点滴の竿を引きずりながらトボトボと中へすすむ。手前の談話室?で3名のお医者さんが待期していて、主治医のH先生(着替えたて)をみつけて軽く会釈。検査技師ぽい方が3~4名、若い方が多い。奥には、私がのる”まな板”と、整然と準備された管やらなんやら器具たち、その周りをぐるりと取り囲むでっかい機械とたくさんのモニター・・・ 好奇心と蒼ざめそうな気持ちがないまぜ状態ななか、看護師さんたち4~5

        • 【カテーテルアブレーション体験記⑤入院】

          <入院1日目> ついにむかえた入院当日。夫に付き添ってもらいながら、病院へ向かう。 かなり早く着きすぎてしまい、近くの喫茶店でモーニング。「朝食は食べてきてOK」と言われていたけど、そわそわして食事がのどを通りづらい。隣の夫は優雅にホットケーキを食べていた。 ■10:00 病院着。入院窓口で受付 相変わらずいつ来ても混んでいる病院。受付には見覚えのあるおば様…ちょうど前回来た時に、入院に向けての説明をしてくれた方だった。同意書の確認、保証金の提出。 加えて”コロナ対策”と

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        【カテーテルアブレーション体験記①はじめに】

          【カテーテルアブレーション体験記④術前検査、手術の説明】

          発作性上室性頻拍の治療のためにカテーテルアブレーション手術を受けることを決め、そのための術前検査の様子と、手術のリスクの説明、入院手続きについてお話しします。 ■診察日 手術することを前提に、検査を受ける。 血液検査、心電図、心臓エコー検査。その後、診察室へ。 医師「手術、するんですね」 芋「はい、、、(観念)」 医師「いまなら、今週も空いてますよ」 芋「!?!?、、、ええと、再来週はどうでしょうか」 医師「あいてますけど、やるなら早いほうがよくない?」 仰せの通り、ど

          【カテーテルアブレーション体験記④術前検査、手術の説明】

          【カテーテルアブレーション体験記③手術を決めた理由】

          発作性上室性頻拍と診断をうけ、根治にはカテーテル手術が必要だと説明をうけてから10年以上、発作止めで病院に行くたびに「根治にはカテーテル手術が・・・」と何度も聞くも決断に至らなかった私が、いよいよはらをきめた理由をお話しします。 真剣に考えようと思った出来事は、「もうちょっとで電気ショックだったよ」という先生の言葉でした。 発作の頻度は年数回で、うち自力で止まらないのが年1回程度かな・・・くらいだったのが、1か月で2度も病院のお世話になり、かつ頓服薬もきかず、病院での点滴

          【カテーテルアブレーション体験記③手術を決めた理由】

          【カテーテルアブレーション体験記②私の症状歴】

          手術をするまでかれこれ20年近く付き合ってきた、私の発作性上室性頻拍の症状ヒストリーについて、お話しします。 ■学童期(小学生~高校生) とりわけ大きな病気や怪我もなく、いたって健康な学童でした。 小さいころに水泳を少し。中学から部活動でバドミントンを始め、死に物狂いなフットワーク練習やノック、4kmラン…そこそこ上手になって、試合とかもでてました。 ふとしたときに、心臓がぎゅと持ち上げれたように感じることがありましたが、しばらくしたら止み、特別困ったこともなかったので

          【カテーテルアブレーション体験記②私の症状歴】