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【カテーテルアブレーション体験記①はじめに】

先日、発作性上室性頻拍治療のカテーテルアブレーション手術を受けました。1泊2日の入院で、当日午後に手術、翌朝10:00には退院し一人で歩いて帰りました。

10年以上前に発作性上室性頻拍と診断されてから手術を受けるまでさんざん悩み、その間いくつもの体験ブログを読ませていただきました。また実際に手術を受けると決めて以降も、何度も何度も検索をして、二度も三度もくまなく体験ブログを読みました。

最近ではこのカテーテルアブレーション手術が一気に拡大してきたからなのか、病院ホームページや医師による詳細な説明も調べたら山のようにあります。いくつも読んでみて、どれもわかりやすい正確な説明で、頭では理解することは出来ました。が、素人としては、やはり同じ患者さんが書いた、患者目線でのなまなましい体験談はとても貴重で、ありがたく何度も何度も読ませていただきました。発作のツラさや、手術のこわさに「わかるわかる」と共感しながら読み、励まされる思いがしました。体験記を記してくださった先達のみなさま、本当に感謝しています、ありがとうございました。

そして、今回の私の経験も、その一つのとして、今後誰かの役にたつようなことがあれば、こんなに嬉しいことはありません。あれだけぐるぐる迷い、直前までビビってた自分も浮かばれるのではないかとも思います。


まず、終わった今だから言えることは、

●手術内容を想像している時が一番怖かった(人生初の入院手術。血管に通すってどうゆうこと!?心臓に穴空いたらどうしよ・・・え、死んだらどうしよ)

●けど台にのってしまえば後はじっとしてるだけ、何もすることはない(頑張るのは先生たち)意識下での手術ときいてびびっていたけど、鎮静剤をうたれているからポヤポヤした感じ。

●刺す時、通っていく時、焼く時はたいしたことないけど、何度も誘発させられた発作が結構しんどかった。(発作時のあのいつものドクドクドクというやつです)

●手術翌日には一人で歩いて帰れた。カテーテルを入れた足の付け根の傷口は、恐る恐るみてみたけど、点々がついてるだけ。絆創膏Sサイズで隠せる程度で拍子抜け。

と、高度医療のすごさに驚くとともに、終わってしまえば本当にあっけないものでした。

ということで、発作が自力で止められず、何度か病院に駆け込んでいて、そのたびに先生からカテーテルアブレーションを勧められているなら、受けることをおすすめします。

これから、いくつかの記事に分けて、詳細な体験記を綴っていきます。実際の資料や費用もできるかぎり紹介しようと思います。

めちゃくちゃ怖かったけど、発作の心配をしなくていい生活は、穏やかでいいですよ。この記事をきっかけに、迷っているどなたかの背中をおすことができたら幸いです。



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