【カテーテルアブレーション体験記④術前検査、手術の説明】

発作性上室性頻拍の治療のためにカテーテルアブレーション手術を受けることを決め、そのための術前検査の様子と、手術のリスクの説明、入院手続きについてお話しします。


■診察日
手術することを前提に、検査を受ける。
血液検査、心電図、心臓エコー検査。その後、診察室へ。

医師「手術、するんですね」
芋「はい、、、(観念)」
医師「いまなら、今週も空いてますよ」
芋「!?!?、、、ええと、再来週はどうでしょうか」
医師「あいてますけど、やるなら早いほうがよくない?」

仰せの通り、どうせやるなら早いほうがいいが、心の準備をしたくてせめてもの抵抗。。。2週間後と決まる。

医師「前日に入院して手術、そして翌日退院の2泊3日コースが普通だけど、1泊2日もありますよ。朝入院して、午後に手術。翌日退院。どうします?」
芋「だったら1泊2日で」

前日入院と思い込んでたけど、ひとり病院で眠れる気がしなかったのでラッキー。朝、自宅を出て入院手術、翌日には帰れるんだから、すごいことだ。

手術について、医師から説明を受ける。

カテーテルアブレーション説明書(1/3)

効果は「90~95%」とのこと。高い完治率だ。

2枚目は、ちょっとドキドキ、副作用や合併症について。

カテーテルアブレーション説明書(2/3)

聞きなれない言葉についても、ひとつひとつ丁寧に説明してくれた。

芋「麻酔してたら、私は眠ってる状態なんですか?」
医師「いえ、ぼ~っとしてる状態で、意識はあります。よっぽど怖ければ全身麻酔もできるけど、リスクもあるし、焼く場所特定するための検査をするんだけど、麻酔の影響で発作が誘発できなくて手術できなくなることもあるから、なるべくしたくないです」
芋「なら、ぼ~っとにしておいてください。」

医師「ほかに、聞いておきたいことはありますか?」
芋「・・・ええと、焼くのって、先生ですか?」
医師「はい、おそらく。その予定です。」
芋「よかった(安堵)。お世話になります。」

たぶん、同い年くらいだろうなという医師(H先生)これまで何度も何度もお世話になった。
淡々とした語り口で、いつも正確な説明。あいまいなことは言わないし、言い切らない。何でも聞きやすいので、気になることは全部聞けた。


続いて、入院の手続きへ。
入院日の詳細なスケジュールについて説明を受ける。


アブレーション入院治療計画書

手術翌日には退院し、活動制限もないし、シャワーにも入れる・・・のか。
費用は40万円前後。「限度額認定書があれば、窓口支払い抑えられるので、一度健康保険組合に相談してみてください」と。

持ち物一覧。一泊旅行と同じ。

入院のしおり

終了。

ついに決まってしまった。
あとは、それまでの間に発作が起こらないことを祈りつつ、その日を待つのみとなった。

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