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「感じるままに(女性性)」束ねたブーケ・「ガチ思考(男性性)」で束ねたブーケ。:「ガチ思考」派だった私が、「感じる心」を取り戻すまで その1


こんばんは。
ブーケアーティストの咲凜(えみり)さとです。

先月、X上でこのようなクイズを出させていただきましたところ、64票も回答をいただきました。


投票&コメントいただいたあなた、ありがとうございます!凄く嬉しかったです。


時間が経ってしまいましたが、皆さまから頂戴したコメントが凄く面白くて示唆深かったので、改めて記事に綴らせていただきます。



「男性性ゴリゴリで束ねたブーケはどちらでしょうか?」

①とお答えいただいた方からのコメントご紹介



・形に収める、形が作られている、形式的、 
 丹精でまとまりがある
・常識感、計算して束ねられた、
 ロジカルに作っていそう、秩序立っている
・色:色味の統一・色合わせがシビア
・遊び心の範囲が狭い
・機動力

いただいたコメント数々

①とお答えいただいた方々のコメントは、スパッと明快な印象を受けました。


②とお答えいただいた方からのコメントご紹介


奔放さを支えまとめ上げる男性性が必要
若々しい男性性
凛々しさ大胆さカッコ良さを感じる
ボーンと勢いがある感じがする
自己顕示欲が強い


答えは…


答えは、こちら①です。


思考ゴリゴリで、束ねた「テット・ア・テット」というテクニック重視のブーケです。

花の頭を揃えて、ブーケのカーブを抑えて極力平坦に。形は上からは、まんまん丸に。横から見た時も、綺麗に弧を描くように。アウトラインも綺麗に。「規則」だらけのブーケです。


花を味わうとか感じるとか、そういったことを一切忘れて束ねたブーケでした。

思考ゴリゴリになると、疲労感半端ありませんでした。体もガチゴチになるます。手が何度も止まってしまいました。束ねる時間もとんでもなく掛かりました。


②は、「感じるままに」




自由に。 感性直感。目で感じて、響くものを響くところに。美しいもの、魅せたいものを魅せる。心を解き放つ。

テーマ

「スパイラル」以外のテクニックは、一切無視のブーケでした。


正統派の花の先生がご覧になったならば、こんな束ね方ありえない!とご指摘受けるブーケです。

技術無視のブーケでしたが、束ねている本人は、とんでもなく楽しかったです。


凄く凄くリラックスしていましたし、伸び伸びと勢いよく束ねていました。凄く楽しかったです。


心身の緊張がほぐれて、目の前のお花とグリーンを目一杯感じていました。

感覚のままに花を委ねるって、とんでもなく楽しいです。



「ガチ思考人間」だった時代。

そういえば、過去の私は「ガチ思考」人間でした…

私は、大学時代に初めて心理学に触れて惹かれていきました。現在進行形で、今も心理学に触れ続けています。


昔の私は…


小難しい本をたくさん読んで、わかったつもりでいました。本の中の住人でした。

「感情で、腑に落とすこと(実践)」を一切していませんでした。


20-30代は、「べき・ねば、世間体・両親の目」を絶えず意識して、ガチゴチに思考で凝り固まった人間でした。


30代後半は、究極の自立人間でした。人に助けを一切求めず、自分一人で何もかもやろうと必死でした。

「男なんかに負けてたまるか!」と、毎日喧嘩腰でオッサンズ社会の中で必死に仕事をし続けました。


とうとう、40代入った直後に、病気で強制終了が掛かりました。そして、絶対にやりたくない!ってことを、やらざるを得ない状況に陥りました。

委ねること、負けを認めること、助けを求めること、待つこと、ゆっくり進むこと。


こんな風に思考ガチごちだった私が、「ブーケ」と出会って、生き方を変えていきます。

続きは明日綴ります。
今日もお読みいただきありがとうございます。

咲凜(えみり)さと