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わが子がダウン症だった(6話完結)

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令和5年8月に産まれた三男がダウン症と診断されました。 産まれるまで誰にも分かりませんでした。 生後3日後、医師からダウン症と告げられてからの心の記録です。 自分の備忘録として、…
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#子育て

②わが子がダウン症だった(葛藤編)

②わが子がダウン症だった(葛藤編)

ダウン症宣告から一夜明けて、慌ただしい一日が始まった。
ご飯の支度に洗濯に、家事全般をこなして4歳と2歳の子どもの世話。母親が入院中なので、彼らのメンタルも少しナイーブだ。

朝一で「かあさんは?」と聞いてくる2歳児には「病院に入院してるよ」と嘘をつかずに答える。
一日に20回くらいはこのやり取りがある。
けれど、泣くでも駄々をこねるでもなく、「ちゅーしゃかぁ!」と言って謎の納得をしてくれる。

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①わが子がダウン症だった(宣告編)

①わが子がダウン症だった(宣告編)

令和5年8月某日、我が家の第三子が産声をあげた。

体重2300gの小さめに産まれた男児は、分娩直後すぐさまNICU(新生児集中治療室)に入院することになった。
朝6時頃の出来事だった。

私は上の子2人の面倒を見ないといけないので、出産に立ち会うことは出来ず、赤ちゃんと初対面したのは昼前くらいだったと思う。

生後数時間の赤ちゃんは保育器に入れられていた。
象の鼻を機械化したみたいな呼吸器が装着

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