パートタイム起業家も良いかも!
シニア(=自分)のQOLを向上させるソリューションを構想中です。
平凡な会社員が、自分や同世代のために定年(=働き方の転機)後も楽しく元気に生活できる世界の実現を目指しています。
無理しない起業も可能になって来ました。
「2022年度起業と起業意識に関する調査」 日本政策金融公庫の資料を見ました。
この仕様では、「起業家」「パートタイム起業家」「起業に関心のある人」「起業に無関心な人」の4つに分類し、さらに年代別に集計されていました。
ここで、面白いと思ったのが、起業家とパートタイム起業家に分けている点です。 なるほど、フルタイムだけが起業ではないと言う事ですね。
パートタイム起業家の定義は、事業に従事す時間が、一週間で35時間未満であるとしています。
また、起業と言っても副業起業やフリーランスなど小規模な事業が増加し、自分を事業経営者と自覚してない「意識せざる起業家」も少なからずいるという事からの分類です。
起業した起業家とパートタイム起業家の違い
(データの抜粋)
:起業家 / パートタイム起業家
構成比 100% :14.1% / 85.9%
意識せざる起業家:内 89.7% / 内 14.1%
男女比 男:女 :75.6 : 24.4% / 56.1% : 43.9%
40代 起業 :22.0% / 21.6%
50代 起業 :13.4% / 12.5%
60代 起業 :9.1% / 8.7%
家計維持者 :72.3% / 57.1%
非家計維持者 :27.7% / 42.9%
従業員数 1人 :89.9% / 96.5%
勤務しながら始めた:22.9% / 43.3%
辞めてから始めた:64.2% / 36.0%
新規性 :42.6% / 39.9%
BtoC :56.4% / 67.3%
BtoB :43.6% / 32.7%
自己資金のみ :70.5% / 75.1%
目的=収入UP :35.7% / 46.0%
目的=自由に仕事:48.3% / 37.2%
目的=空き時間 :7.9% / 1.8%
ここから言えるのは、起業家という分類の内、85%がパートタイム起業家です。
起業の目的が、自分の裁量で仕事をする事、収入を増やす事の2点に集約されています。
この資料では、ゆとりや社会貢献などいわゆる ”やりがい”や”生きがい”を主目的に置く人は、数%から15%程度で、主な理由ではありませんでした。
自己資金で手軽に始められる事を、副業として始める傾向にあり、いわゆるスタートアップ型ではなく、独りで始められるスモールビジネス型が多いと思われます。
しかし、ビジネスの新規性があると、起業家・パートタイム起業家の両方とも 約40%の方が答えているので、できればその中身を伺いたいと思いました。 資料を探してみます。
インターネット上の環境、SNSやクラウト環境を利用して起業する形が増えハードルは確実に下がっています。
個人事業主・フリーランスの中には起業している意識がない人も多くいると言う事からも、現代において起業のハードルが大きく下がっている事がわかります。
さらに、起業支援も多くなってきており、これらを利用する事も起業し易くなっています。
政府の掲げる「スタートアップ5ケ年計画」などの後押しにより、さらに起業を選択する人が増えると思われます
今後は、再就職でなく パートタイム起業がトレンドになるかもしれません。 用チェックですね。