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投資リテラシーを上げる3つの方法:1つ目は「専門家」が書いた入門書を読むこと

こんにちは。東京都練馬区でマネトレをしているファイナンシャルプランナー(FP)の佐藤彰です。

昨日は、投資初心者の人は、いきなり投資をしてはいけない、投資のリテラシーを上げようということを書きました。

今回はその続きで、投資のリテラシーの上げ方について書いてみます。

投資のリテラシーを上げる方法は3つある

まず結論から書きます。

1つ目は、「知識を増やす」、2つ目は「考える」、3つ目は「練習する」です。

今日は、この1つ目の知識を増やす点について書いてみます。

お金の知識について体系的に書かれた本を読む

一番スタンダードなのは、お金についてわかりやすく解説された入門書で勉強することです。

入門書は体系的に最低限の基礎知識が書いてあります。

反対に、断片的に学ぶと、中途半端な理解になったり、後から追加でインプットが必要になって非効率です。

SNSやYouTubeを見て「わかった」気になってはいけない

この点、SNSやYouTubeもわかりにくい部分の理解を深めるため、一部利用することには価値があります。

ただ、それだけで必要な知識は身につきません。

こういった媒体の情報は断片的な情報だからです。また、テクニック的な情報が多く、ちょっと勉強しただけで分かった気になるからです。

すぐに使える情報は、すぐに使えなくなります。

例えば、「投資初心者は○○証券でつみたてNISAで□□ファンドを買えばOK」というSNSやYouTubeの情報があったとします。

この場合、少なくともどうして、○○証券がいいか?、なぜつみたてNISAがいいか、なぜ□□ファンドがいいか?ということに答えられることが必要です。

さらにいえば、証券会社で取引をするにはどうしたらいいか?、つみたてNISAとは何か?ファンドとは何か?、投資初心者の定義は?…というようにまだまだいろんな知識が必要です。

SNSやYouTubeの情報だけでは、ここまで丁寧に説明はしてくれません。しかし、見ていると何となくわかったような気になってしまうのも事実です。

一方で、投資初心者の資産運用であれば、投資の入門書を読めば、こういった知識について網羅的に書いてあります。

手間はかかりますが、長い目でみればこれが一番効率的です。

僕が書いているnoteを読むだけでお金や投資についてわかった気になるのも、もちろんNGです。(それはそれで複雑ですが…)

お金の入門書は「専門家」の書いたものから選ぶ

お金の入門書は、誰が書いているかも大事です。

結論を書くと、「専門家」が書いたお金の本を選びましょう。

「専門家」とは、お金について本質的なことを長年学び、自分だけでなく、他の人のために情報提供した経験が相当程度ある人です。

お金の本は、専門家ではない人が書いているケースも多く、「専門家」が書いていない場合も多いです。

一般的にお金は全ての人が興味関心の高い分野です。その分、有名な人であれば、取りあえずお金の本を出そうとする傾向にあります。

ただ、そういう人が書いた内容は、自分が偶然うまくいった話が書いてある場合もあります。

そういったお話は、読み物としては面白いかもしれませんが、第三者が真似て実践する内容なのかと言われると、疑問の余地があります。

もう少し短く書くつもりが意外と長くなってしまいました。ここは、個人的にもっと書きたいことがたくさんあろんですが、論点がズレるので、これで終わりたいと思います。

明日は、2つ目の「考える」について書いてみますので、よかったらまた読んでいただければ嬉しいです。

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