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2023年の半分が終わる

今日で、2023年の半分が終わるらしい。

新卒から働いていた会社を昨年末に辞めた私にとっては、退職から半年経ったことになる。無職デビュー半年記念日だ。

もうそんなに経ったんだなぁ、という呑気な気持ちと。もうそんなに経ってしまったのか、というちょっとした焦り。様々な感情が心の中で交錯している。

その中で特に印象深い出来事を2つ、ここに書き留めておく。


新たな年の始まりと生活環境の変化

私の2023年上半期の印象深い出来事と言ったら、なんといっても生活環境の変化。退職と同時に、私は実家へ引っ越した。

一人暮らしを卒業し、再び家族と暮らす。安心感はもちろんあったけれど、大人になった私が再び家族とともに暮らすなんて、家族は迷惑に思うかもしれない。そんなことを思った。私の心の中で飼っている「ネガティブ思考さん」が、ひょっこり顔を見せる。

しかしその不安は、杞憂に終わった。

「ここはささの家なんだから、居たいだけ居ればいい」と父から言われた時の感動。いつもと変わらず接してくれる家族の優しさ。私を認識し、今ではすっかり懐いてくれている飼い猫。

それぞれの形で、私を優しさで包み込んでくれる家族。月並みの言葉だけれど、家族っていいなぁ、なんて思った。


「推し活」再始動

2023年上半期で、もうひとつ印象深かった出来事が「推し活」だ。私がとりわけ好きなのは、宝塚歌劇(以下、宝塚)。お金のかかる趣味だけれど、自分なりに工面しながら何年も応援し続けている。

未知の感染症が蔓延し始めてから、文明の利器の恩恵を受けながら、お茶の間で「推し活」をしていた。100年以上の歴史を持つ宝塚でさえ、公演をスマホやパソコンで観られるようになったのだから、文明の利器ってすごい。

それでも、やっぱり生で観たい。生観劇ほどエネルギー補給に最適なものはない。そう思って、どうにかチケットを取り、私は劇場へ出向いた。

東京の日比谷にある、宝塚劇場。私が足を踏み入れたのは3年ぶり。1月に1回、5月にも1回。今年に入ってから2回訪れた。

感染症の打撃に負けず煌々と輝いていた、入口のシャンデリア。光沢のある赤い座席を見て、目頭が熱くなった。帰ってこられたんだなぁ、と思って。

もちろん、家でのんびり観る生配信もいいけれど。生で観るからこそ得られるエネルギーが確かにある、と私は思っている。こうして「推し活」を本格的に再開できたことに、安心感を抱いた。


2023年下半期。私にはどんな未来が待っているのだろう。どんな半年になるのだろう。大晦日、ちゃんと笑っているかな?

自分のペースを崩すことなく、自分にも他人にも物にも優しく。2023年下半期も、お互いに頑張ろうね。

ひとまず、2023年上半期お疲れ様でした。

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