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趣味が多すぎて

推しに会えるまで、あとちょっと。

ただ、推しに対する感情が少しずつ冷めているのを自覚するようになった。

ここで言う推しとは、かの有名なWEST.である。私の青春時代を支えてきてくれたアイドル。彼らの音楽が大好きで、彼らの仲の良さが愛おしくて、これまで何年も応援してきた。それくらい、大好きな人たちだ。

今年も彼らに会いに行くチケットを得たというのに。それまであったはずの彼らに対する情熱が、少しずつ遠のいている。今までは、気持ちがちょっと冷めただけでは見て見ぬふりをしていたのだけれど。最近、自分から彼らを見る機会が減ってきた。それは自覚せざるを得ない。


なぜだろう。そう考えた時、思い浮かんだのは趣味が増えたこと、趣味が大切な時期に入ったことだった。

私の大好きな宝塚歌劇は今年で110周年。好きな俳優である安田顕さんの舞台が決定(チケットが取れなくて困っている)。昨年の日本シリーズがきっかけで、今年から阪神タイガースを本格的に応援するようになった。

うん、そりゃあ冷めるわ。趣味が多いんだもの。全てのものに同じ量の情熱を注ぐ方が難しい。開き直ったわけではないけれど、ひとつのことに情熱を注ぐと他のことがおざなりになるのだ。


好きな人たちにもうすぐ会えるというのに、こんなにも情熱が冷めてしまっているなんて。悲しい。なんだか悲しい。

完全に冷めてしまったわけではない。彼らのことは好きなはず。「はず」と言っている時点で、もう完全に冷めてしまっているのかもしれない。まあ、「永遠」なんて存在しないわけだし、生きていれば考え方が変わるから、仕方ないのだけれど。

とはいえ、彼らに会えるのは素直に楽しみだ。昨年のライブツアー以来、約1年ぶりに会えるのだから。今回は古くからのオタク友達と行くので、観光も含めて楽しみにしている。どんなライブが見られるだろうか。


情熱が冷めているとはいえ、趣味がたくさんあるのはストレスの発散先がたくさんあるということ。これはこれからも大切にしていきたい。


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