見出し画像

自分が「大人になったなぁ」と感じた瞬間

あなたは、自分の手柄やアイデアを横取りされた
ことありますか?

私はありますw

それが分かった時は正直、腹が立ったし、横取りした
相手を心底嫌ったこともあります。

ただ、最近自分がアイデアを取られたと思っても、
腹が立たなくなってきたなと思うようになりました。

今回は自分のアイデアや実績を横取りされた時の
対処方法について書いてみます。

そもそも何で腹が立つのか?

私は、これまで仕事をしてきて、自分が出した
実績や考えたことを他人があたかも自分が考えた
ことのように話している姿を見たり、また別の
上司から突然自分が話していた内容を聞かされ、
実は自分の直属の上司がそう話していたというのを
聞いたことがあります。

その時はその相手のことを
「なんて奴だ」「そんなに自分の手柄が欲しいのか?」
と腹を立てていました。

しかしこの時になぜ腹を立ててたかと考えてみると、
自分が得られるはずだった評価を取られたと
考えたからだと思います。

自分の評価=自分の実績・アイデア

さらにもう一段深く考えていると、
「自分の評価」がなぜ大事かというと
「自分の価値を他人からの評価で決めているから」
だと思います。

つまり、自分の実績やアイデアが横取りされて
腹が立つのは、自分の評価を他者からの評価で
計っているので、他者に評価してもらえるはずの
自分の実績を取られたと考えるているからです。

自分の価値(評価)は自分で決める

ではなぜ私が最近自分のアイデアや実績が
取られても腹が立たなくなったかというと、
自分の価値を自分で決められるようになってきた
からです。

この自分に対する自己評価のことを
セルフエスティーム(self-esteem)と言います。

セルフエスティーム(self-esteem)とは日本語だと自尊心と訳されます。心理学的には自己に対して一般化された肯定的な態度である(wikipediaより)

ではどうしてセルフエスティームを高く保
てるようになったかというと、ポイントは

1.ゴール設定
2.自分の価値を俯瞰して見る

です。

まず1つ目のゴール設定について。

ゴール設定を行うことで、その方向に進んで
いるのであれば自分が行おうが、他人が行おうが
問題ないと思えるようになりました。

私のゴールの一つに「インクルーシブな社会にする」
というものがあります。

この状態に近づくためには、色んな人が多様性を
認め合える状態になっている必要があります。

その時に、私がいくら言っても伝わらない相手に、
別の誰かが言ったら伝わったのであれば、その方が
いいはずです。

これまではそのゴール設定が曖昧だったので、
自分の考えやアイデアの方に意識が向いてしまい、
そこに固執していたのだと思います。

二つ目は自分の価値を俯瞰して見るです。

自分の価値には何があるかを客観的に見る
努力をしました。

アイデアや実績だけではなく、そもそもその
アイデアを考え付いた自分の能力であったり、
そのゴールを設定することができたこと、
人との関係性も自分の価値です。

こうして自分の価値には何があるかを考え
られるようになると、自分のアイデアや実績を
他人に取られたくらいで、自分の価値は
下がらないということが頭で理解できるように
なりました。

そして最近になって、これは意図的に横取り
されたわけではありませんが、自分が話して
いた話を、別の人がプレゼンで使っているのを
聞きました。

その時、

「お、自分の話しを理解してくれたんだ」

と嬉しくなりました。

その時に、

「以前だったら腹が立ってたかもしれないのに、全然腹が立たなかった。」「大人になったなぁ」

と感じましたw

もし皆さんも腹が立つことがあったら、
自分がなぜ腹を立てているのかを分析してみると
良いかもしれません。

この記事が参加している募集

習慣にしていること

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?