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体重が減ることと、理想の身体に近づくことは別問題

よく「痩せたい」という人の中には「体重を落とすこと」を目的としている方がいますが、これは少し危険な考え方です。

何故なら体重が落ちたからと言って、本当に体脂肪が減っているとは限らないからです。

多くの人が「痩せたい」という時は「体脂肪が減って見た目が良くなること」が目的のはずです。

しかし、体重が減ったからと言って、体脂肪が落ちているわけでもないし、見た目が良くなるわけでもありません。

例えばですが、私の本日の体重ですが、昨日91.3㎏あった体重が、運動した直後86.2kgになっていました。

前日比なんとマイナス5.1㎏です!!

これは今日は35kmのトレイルランニングを行った直後の体重なので、5.1kgの中身はほぼ全て汗(水分)ということになります。

つまり脱水状態ということです。
(正直最後はフラフラでちょっと危なかった^^;)

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このように瞬間的に汗をかけば誰でも体重は落ちます。
しかし実際に体脂肪が減っているわけではありません。

体脂肪は1kgあたりおよそ7,000kcalと言われていますので、摂取カロリーと消費カロリーの差を7,000kcal作って初めて体脂肪1kgが減っていると言えるのです。

ちなみに本日は消費カロリーが現時点で4500kcalくらいで、摂取カロリーが2500kcalぐらいなので、おそらく差し引き2,000~2,500kcalマイナスだと思います。

ということは、体脂肪にしておよそ0.3kg程度は減った可能性があります。

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このように、体重が減ることと体脂肪が減ることは実は別問題なのです。

また単に体重だけ落としても筋肉がなければ「スキニーファット」という貧相な体つきになってしまう可能性が高まります。

そのため、筋トレをしない減量は単に体重が落ちただけで、本来の目的からするとかけ離れた見た目に近づく可能性が高くなります。

何かスポーツで体重制限がある競技をしているのでなければ、基本的には体重よりも「見た目」を重視したほうが良いと思います。

見た目が自分の理想的な体系に近づくことを目的にすれば、おのずと体重も減る可能性があります。

しかし筋肉が着けばその分体重は増えますので、理想の見た目と理想の体重はまた違うことを意識しておいた方が良いと思います。

ぜひ自分の理想の身体に近づくように頑張りましょう^^

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