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自分が無意識に使っている言葉が、自分のセルフイメージを作っている

自分が普段よく使ってしまう「セルフトーク」に
「面倒くさい」「なんだよ(怒)」があります。

「面倒くさい」は自分が苦手だと思っている業務を急にやらなければいけない時や、嫁から突然家事を依頼された時に思わず心の中で「面倒くさいなぁ」と呟いてしまいます。

一方で「なんだよ(怒)」は、例えば電車で座席に座ろうとしたら、突然横から他の人に割り込まれたりすると「なんだよ」とイラッとします。他にも車の運転をしているときに、車道に出てくる自転車や歩行者がいるときも「なんだよ、危ないなぁ」とイラっとしてつい出てしまいます。

実はこの「セルフトーク」の積み重ねが自分の「セルフイメージ」を構築します。


「面倒くさい」と自分で言い続けている自分のセルフイメージは「面倒なことからは逃げる男」「嫌なことはやらない男」です。
そして自分にとって予想と違うことが起こると「なんだよ」とイラッとする自分のセルフイメージは「怒りっぽい男」「器が小さい男」です。

つまり自分で自分をどう見ているかというと

「面倒なことからは逃げ続け、かつ怒りっぽい器の小さな男」

と自分で思っているわけです。

これはどう考えても大事を為せる男ではないでしょう(笑)

自分のセルフトークをコントロールする

ところで、そもそもなぜ自分は「面倒くさい」「なんだよ」と呟いてしまうのでしょうか?
私はすべての細々とした事が苦手なわけではありません。プレゼンの資料作りなどはかなり入念に考えて細かいところまで意識して作り込みます。周りからは「よくここまで分析しますね」「スゴく分かりやすいです」と言ってもらえます。

また仕事をしていれば自分の予期しないことも当然起こります。ですがその仕事に慣れていれば「まあ、そういう事はあるよね」と考える事ができ、「自分の器が小さいなぁ」と思うことはありません。なぜならこれは想定内のことだからです。

つまり自分がネガティブなセルフイメージを持ってしまうのはどちらも自分が想定していたことと異なる事が起こった時なのです。

この二つの言葉を発してしまう出来事の抽象度を一つ上げて、ひとまとめにすると「自分の想定(予定)していない出来事」となります。

であれば全てが想定内だと自分で思えていれば良いので、そんな自分が発する「セルフトーク」は「想定内」でしょう!!

どんな出来事が起こったとしても「これは想定内だな」「まあ、そういうことが起こることは予測の範囲内だな」と本気で考えられる人は「器の大きな男」と言えるでしょう。

このように自分のセルフトークをコントロールするコツは、自分がその言葉を発している場面を分析し一つ上の抽象度で考えてみることです。その時に理想の自分だったらどのような言葉を使っているかを考え、次からはその理想の自分が発している言葉を自分のセルフトークにすればいいわけです。
自分のセルフトークをコントロールできるようになると、自分のセルフイメージも変わり、パフォーマンスも変わります。

ぜひ、自分のセルフトークを自分が理想とするセルフイメージに合わせて変えてみてください。

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