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ストレスから化学物質過敏症になった過程

化学物質過敏症になった過程を記していきます。

2021年のある日、謎の3日間発熱発生。
ちょうど、コロナ禍だったこともありコロナの検査も受けるも陰性。
今思うとストレスからの発熱だったなと思う。
その後、胃痛・食欲不振・吐き気・お腹下す・涙が止まらない・やる気が出ない・精神的不安定の症状から自殺願望まで出てきた。

急にそんな思いに駆られた訳ではない。
この職に就いてから半年に1回程のペースで過敏性腸症候群になっていた。
しかし、この年はいつもに増してなる確率が高かった。
なので、2~3ヵ月前も過敏性腸症候群になって少し落ち着いたと思った頃に発熱し症状が出てきた。

それでも、仕事を途中で投げ出しては駄目だとの思いからなんとか出勤するもほぼ仕事にならない。
だけど、納期は迫ってくる。誰も助けてくれない。
限界でなんとか精神科へ受診へ。

結果は「軽症のうつ」
これで軽症なのか…。
薬を処方され(エチゾラム・スルピリド)飲み続けていると副作用が現れた。

どうやら、スルピリドが婦人系機能に対して副作用が出るようだ。
主治医に相談し、調節して飲むようしたが飲まないようになるまで副作用は出続けた。
しかし、効果はあるので少しずつ回復傾向には向かい精神科へは半年通院して治療は終了した。

話は精神科の初診に戻る。
初診1週間後、突然嗅覚に異常が…。
コーヒー・カレーやてりやきなどの濃いめの味・ファストフード
パン屋・カップ麺・化粧品・香水・洗剤類・香料を使用している製品などが香ると気持ち悪くなった。
中でも、お気に入りの香水やハンドクリームまでもが一切受け付けなくなりショックだった。

突然のことだったから、主治医に相談するも「よく分からない。耳鼻科に受診してみたら」と言われた。
やるせなさと分からないんだと少し絶望感を抱いた。
とりあえず対象物とは離れるように対処するしか方法が分からずなんとかやり過ごす毎日。
コロナ禍に発症したことだったので、マスクを付けていたことは幸いだったかもしれない。

香りの中でもコーヒーが1番気持ち悪くなるから、職場でコーヒーを飲む人の近くや給湯室で鉢合わせしたときは地獄でしかなかった。
コーヒーチェーン店・コンビニ・カフェにも入れない・前を通るもの辛くなり、酷いときだと頭痛や吐き気がする。
そのため、友達とお茶をするのも難儀になり気を遣わせることが悲しかった。

家族もコーヒーを飲むので、症状を伝えていたが当初は中々受け入れてもらえず家にいるのに頭痛・吐き気が止まらないこともあった。
今は多少の理解を得て違う部屋で飲む・私がいない時に飲むなど配慮はしてくれている。

洗剤も無香料を使っているが一瞬息を止めて使うなどしている。
それに、自分が大丈夫と認識したものは香料が使われていても使えることが分かった。
その判断は中々難しいけど…

今は、心身共に良くなったこともあり発症当初よりは臭いの敏感さはマシになった。
それでも、体調が良くないときは過敏になるから、ある意味バロメーターにはなっている。


香害といっても、人によって症状は様々。
私はまだ軽症な方だと思うけど、それでも多少なりとも日常生活に支障をきたしている。

見た目では判断できない症状だから、こういう人もいるんなだと知って頂けたら幸いです。


余談ですが、軽症うつの時に同時に発症したものがあった。
それは食べられない物が出てきたこと。
パン・生クリーム・あんこ・チョコレート・ラーメン・生ものなど。
食べられないと言うより、食べる気が起きないが正しいのかもしれない。
それでも、回復していくうちに食べたい気持ちも生まれ、今は問題なく食べれている。

ここまでお読み頂きありがとうございました。

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