見出し画像

僕のこと

はじめまして、中本慧思(なかもとさとし)です。
自分が過去を振り返るためにも自分の歴史を書こうと思いました。
面白おかしく書いてるので、時間があれば僕の人生を一緒に振り返ってください!


僕の歴史

0章 脳死

2007年6月に僕は生成されました。なんと、iPhoneと同い年。

名前は中本慧思(ナカモト・サトシ)、漢字には"心"という漢字が二つ入っています。「人への思いやり」を大切にしてほしいという意味が込められているようです。実際に思いやりがあるかは置いといて、この名前にすごく誇りを持っています。この頃は、さとちゃんと呼ばれていました。

ただ生きるのに必死で、毎日泣いて、寝ての繰り返しでした。
長男として普通の家庭に生まれ、普通の0歳を送っていきます。

1章 無垢

強く強靭な髪が生えてきました。
まだ何も考えていない、ただの一歳の男子でした。
こんなペースで振り返っていきます。よろしくお願いします。

2章 プログラマー

父がプログラミング関係の仕事なのもあり、家にノートパソコンがありました。まだ二歳で、よだれをだらだら垂らしながらキーボードを叩いていました。想像するだけで恐ろしい。

廃人

ちっちゃい頃からパソコンに触わることができるのは良い経験だったと、今になって思います。

3章 詩人

デジタルに染まっていた二歳でしたが、
何を思ったのか詩を書き始めました。
書いた詩の一部です↓

ヨットはちょっと寂しいけれど
仕方ない仕方ない

僕の詩の一部

「船場に停められたヨットは、さっきまで一緒だった運転手と離れ離れになってしまい、寒くてくらい夜に置いていかれるけど、それは仕方ないよね」という意味だそうです。深い。

ひらがなの勉強を始めていろいろなものを表現できるようになっていきました。

4章 ブロッククリエイター

ニューブロックというおもちゃを使って、仮面ライダーのベルトやロボットを作って遊んでいました。兄弟がいたので、一緒に流行りの仮面ライダーのヒーローごっこをしていました。

ドヤァ

5章 カードゲームクリエイター

100均の名刺サイズの無地カードを使って、ポケモンカードゲームの次に来るカードゲームを考えていました。カードパックを作って、壁に貼り、兄弟に買わせていました。ずる賢いやつです。
儲けたお金で兄弟にお菓子を買うのが楽しかったです。

右が弟。左が化け物。

6章 建築家

誕生日に大量のマットレス(繋げることができるやつ)を買ってもらったので、繋げて家を作ったり船を作ってごっこ遊びをしていました。
父は僕の誕生日のためというより家の床にマットを敷きたかっただけで、うまくプレゼントの選択肢を誘導して一石二鳥することに成功していました。ずる賢いやつです。
この頃から、大工さんに憧れていました。実は今もかっこいいなと思っています。おしゃれな家を見るのに興味があるので、誰か連れて行ってください。

7章 ゲームアイデアマン

小学校に入学し、親友 J くんができました。
遊ぶ中で、いろんなルールを考えて新しいゲームを作ることにハマっていました。例えば…
普通の鬼ごっこじゃなく、捕まってもアスレチックをクリアすれば復活できるとか、ジャイアン(ドラえもんのキャラクター)のお母さんの真似をして鬼ごっこをするとか、そんな感じです。

ただ走って叫んでた、あの何も考えずに生きてた、あの時代が恋しいです。

8章 ゲームクリエイター

ゲーム作りにハマりだします。
親が近くの公民館でプログラミングを教えるクラブ活動のようなものを主催しており、一人の参加者として行っていました。
その時に使っていたのが、scratchという簡単なプログラミングツールで、どハマりしていたので、マウスやキーボードを使った簡単なゲームを大量に作っていました。
弟とひたすら遊んで楽しいと言ってもらうのがモチベになっていました。本当に楽しくて、集中するとご飯よりプログラミングになってしまうほどです。親が買ってきたコントローラーをパソコンに繋げて、自作のスマブラで遊んだりしました。

scratchというプログラミングツール

9章 ダンボール工作

小学3年生になって、学校でダンボール工作が流行りました。
将棋やオセロで遊びたかったので、空き箱と段ボールで作って、本棚に大量に置いていました。ゲームを遊ぶよりも、作って遊んでもらって良い反応がもらえるってことの方が楽しかったです。
この時期は僕の初恋の時期でもありました。でも結果は悲惨で…
ある日、ゴルフのゲームを作っていたら、ゴルフバー?打つやつを、その好きだった子に破壊されました。
忘れもしない。まぁ正直何個でも作れるクオリティのものなので、気にしてなかったです。

初恋が終わりました。今では普通の友達です…笑

10章 プログラミング大会

scratch(どハマりしていたプログラミングツール)を使い、Programming Festival という大阪の大会に参加しました。
2018, 2019年に入賞して、6位と4位をとりました。
作った作品に納得がいっていなかったので、特に自慢できる経歴でもないのですが、こういう時代もありました。

プレゼン本番は、作品の説明をするのですが、原稿など全く作っていなくて、年上の参加者が原稿を作っているのを見て、スマホに始まる前に打ち込んで発表しました。
ピンチの時には頭の回転と仕事が早くなります。

発表するちびさとし

11章 ゲーマー

マインクラフトにハマりました。
友達と放課後に家に集まって、Wii Uを使ってずっとしていました。
長年持っていた、なければつくるという習慣が壊された感覚です。
そのころは楽しかったので、何も思わなかったのですが、今になって思い返すと時間の使い方が他にもあったはずなのにと、苦しくなります。

12章 自粛ゲーマー

コロナウイルスが流行って自粛生活に入ります。
中学受験などする気持ちもなかったので、勉強せずただフォートナイトをしていました。

フォートナイトっていうゲーム


小学校を卒業するときに、父の余計な行動のせいで、親友 J くんと喧嘩することになってしまいます。モヤモヤしたまま自粛期間に入り、同時に父への反抗期間に入ります。

13章 地獄

中学校一年生になり、激太りしました。
マスク生活で、マスクがないと生きられない体、メンタルになってしまいました。勉強もしてこなかったから通知表も悪いまま。youtubeでゲーム実況をするなど黒い過去を作り始めました。

クラスでは卓球部の幽霊部員で、ちょっとリーダーシップがある。みたいな生徒でした。

あんまり思い出したくないです…

14章 イノベーター

2年生になって、面白い友達ができました。プログラミング関係で気が合う子でした。この年は、とにかくイノベーターでした。新しいものを作る人って感じです。例えば…

周りの仲間はみんなラインを持っていて、親が「危ない人と繋がれてしまうから、時間をめちゃくちゃ取られるから」という理由で許可してくれていなかったので、放課後に仲間と繋がることができませんでした。

そこで、取り戻した「なければつくる」マインド。
Glideというノーコードでアプリを作れるサービスを使って、Instagramの強化版みたいなのを作りました。
元々欲しかった機能であるメッセージ(DM)機能はもちろん、時間割の確認や最近あった出来事の投稿欄などを、仲間と話しながら改善して作っていきました。

中学2年生で作ったアプリ

本当に仲間と環境に恵まれて、たくさん成長した一年でした。

15章 普通じゃない

中学2年生の11月ごろに、受験について考え始めており、
その頃から「ただ公立の高校で勉強して良い大学入って…ていうテンプレ的な人生過ごすよりも、ものづくりして自分のしたいこと見つける人生がいい」と思っていたので、高校進学を高専にしようと考えていました。
ある日、母が神山まるごと高専という学校を見つけてくれました。
ずっと追っかけていると、中三の夏休みにサマースクールという合宿イベントに参加できるようになり、その合宿6日間でものすごい刺激を受けて、将来のことについて考えるきっかけになりました。

ボーダーの服が僕

今まではゲームクリエイターにでもなって、美味しいもの食べれる生活に…って思ってたけど、神山まるごと高専で起業という選択肢に会って、「それって僕が大事にしてる"ないものはつくる"の仕事版じゃん」って思いました。

神山まるごと高専と出会って、残りの中学校生活でたくさんのものづくりとリーダシップを高める経験をして、入試に挑みました。
新設校でまだ設立できるかもわからない、そんな学校を受けようと決めたのは、中学校で僕だけです。おかしな選択だけど、それが良い。みんなと違うことの面白さをその頃から感じていました。

2023 12 08
神山まるごと高専の入試を終え、合格発表当日の登校中、
雲ひとつない青空で、父が言っていた「さとしの人生は雲ひとつないよ」という言葉が頭をよぎりました。
こういう時だけ神様を信じたくなるから、道に落ちているゴミを拾いまくりました。
授業中に合格発表が行われていたので、リアルタイムでは見れなかったのですが、推薦書を書いてくれた E 先生が、授業後に「中本くん!」と白い一枚の紙を持って僕を手招きしました。
誰もいない踊り場で、紙を開くと数字が並んでいたので、二人で番号を探しました。
「はっ」
見つけた時の喜びはなく、どちらかというと安心がありました。
周りと違う受験で、みんなが遊んでる時間にひたすら文章を書いて、自分と見つめあっていたあの時間が無駄じゃなかったと思うと、すごく嬉しかったです。

入学までの四ヶ月が本当に長かった。
中学三年生、最高の環境に出会いました。

16章 中本慧思

中本慧思は神山まるごと高専に入学しました。

かなり注目されているこの学校。
僕らは神山まるごと高専生とひとくくりにされていました。
最初はそれでよかったです。自分のアイデンティティが増えて有名になった気分でした。

でも、四ヶ月経って、全国から子供を呼んでイベントを開き笑顔になってた自分や、将来したいことを人に楽しく話す自分に気づくと、
僕は、神山まるごと高専生のナカモトサトシじゃなくて、今この僕の中本慧思として自分を見てもらいたいなと感じました。

過去を振り返ると色々なことをしていて、色々な変化があって、意外と面白いことに最近気づきました。
でも、その過去が、神山まるごと高専という最強のアイデンティティに乗っ取られてしまうのがもったいないと感じています。
ぜひ、皆さんには、イベントしたり初恋の人に泣かされたりものづくりしまくったりする中本慧思として接してほしいです。

終わりに

言語化って難しい。

面白い16年過ごしてきたなと思っていただけたら嬉しいです。
でも、これが僕の全てではないので、また実際に話して本当の僕を引き出してほしいです。
お会いできる日を楽しみにしています!

これからもよろしくお願いします!

この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?