今週の焦らすカレーは浅草です(7月21日~7月27日)
明けた。
梅雨と言えばカレーだけど、梅雨明けといえばカレーだった。
〆のカレーが好きだとつねづね話している今日、自分は浅草の山介さんにいました。
このお店の存在を、雷門でチェキってる全外国人に知ってほしい。
おまかせコース8000円。この日は14品だった。
カレーらしい要素はいくつ見えるだろうか。。
チャナマサラ、もずく、酒盗茶わん蒸し、ニガウリと昆布の甘辛煮、うなぎの肝、青豆入りマスカルポーネ
そうです。
のっけからチャナマサラ(ひよこ豆のスパイス和え)がいるというヤバい事件が起きたんです。
私の目の前にいる物質は?
これはミールスか?
店主さんの心の中がわからなくてドキドキ。
酒の肴を意識した、甘辛な味つけにするホスピタリティだけはこの頭でも理解できた。
自然と目をつむってしまうのは、おねむなのか、情報が多くて脳に神経をあつめているのかのどちらだと昔から決まっているよね。
湯葉と貝の椀。
マグロの炙り。
ありがとう。これで帰宅ってもいいわ。
蕎麦屋さんなのに蕎麦も食べてないけど、山介さんのごはんはすべての上位互換すぎて、もう脳みそが充足してしまったのであった。
だって刺身屋さんより刺身屋さんで、おばんざい屋さんよりもおばんざい屋さんすぎたから。
鴨と冬瓜のカレー
〆カレーではなかった。
それが本当によかった。
今でもなおこの日を振り返っては頷く。
冬瓜がとろとろ。スパイスがしみ込んだ肉質の噛み心地。
鴨の脂に移っているスパイスの香りは、できれば1滴も残したくない。意地がでてきてしまうほど美味だった。
日本酒(ごはん)で脂が流れて行ったときの幸福感のデカさときたら。
この時絶対先週1番幸せだったランキング1位だった。
あれ、ちゅうか、様子がおかしい。私は蕎麦屋さんに来ているはず。
確認しようとおもったら、
熟成蕎麦と二八蕎麦。
最後の最後に蕎麦。
とんだ焦らしプレイを受けた後(22時頃)の蕎麦。
熟成蕎麦は初めて。
蕎麦の実を噛んでいるみたいな薫りだった、香るじゃなくて薫る。強かった。
浅草駅をでて橋を渡るくらいの労力なら、喜んでまたさせてください。
蕎麦ってカレーだったんだな。
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山介
住所:東京都墨田区東駒形3-20-6 近藤ビル 1F (浅草駅より徒歩10分)
営業時間:18:00~23:00(月~金)
15:30~23:00(土)
定休日:日曜日
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