古民家・田舎者夫婦の“初”海外旅行記⑨(フォンダシオン ルイ・ヴィトンFondation Louis Vuitton編)
こんにちは。
仏間のある2人暮らし夫婦です。
古民家でミニマリストを目指している、
みちお:物を大量に買ってしまう夫
まるこ:物を全く捨てられない妻
夫婦で化学反応を起こして、ミニマムに程遠いダメダメ夫婦です。
今回は人生一度は海外旅行ということで、
初海外旅行・初フランス旅行している最中で、仏間のある古民家・田舎者夫婦の旅内容になっています。
さて、前回の続きです。
最寄り駅まで、ナゼかハイスピードで歩く夫を追いかけ
一緒に夕方のパリ市内を歩きました。
3月としては、5月並みの温かさで上着が不要な感じでしたが
スリ対策にも、上着の中に"inバックスタイル”の為に少し汗をかきつつも
歩きました~!
(※途中で強制的にスピードダウンさせて)
ちなみに、今回宿泊したホテルはパリ市内でも
近代的な建築物が許可されたビジネス街。
建築に興味がある方は、一度は写真や教科書で見た事があるような景色です。
ただ、カッコいい建物・ビル群でホントに凄い…
ビルがねじれていたり、高かったり、窓ガラスが丸かったり…
私たちの住む、日本の片田舎のような牛舎や田んぼ、畑などの舗装されず
アバウトな感じの場所は微塵も無く、
キレイに、規律よく、カッコよく街が完璧に出来上がっている感じでした。
ちなみに、外観重視でカッコよくする為に窓ガラスが全く開けることができず・・・空調が365日24時間稼働しており…全く現代のCO2制限・節電に対応できておらず問題のビジネス街なんだそうです。
さて、そんな近代的なビル群を歩いて20分ちょっと
新凱旋門に到着!
凱旋門やエッフェル塔は、かなり距離があるものの
基本パリ市内は、昔の建造物より高い建物や開発は出来ないらしく
遠目でも最高に綺麗な街並みです。
さて、ここから地下鉄の自販機でお目当の回数券を買いに行きます~
しかし、まさかの自販機操作がフランス語で分からない&翻訳をしようにも
(田舎者夫婦にとって)後ろに並ぶ人の数と圧には耐えられず…
そして、何よりファンキーなスケボーの黒人集団
に目を付けられそうな危険性があって
まだ、かろうじて営業していた有人のチケット売り場にチャレンジしてみることに・・・
しかし、案の定"フランス語”で欲しいチケットを私は説明できず~
(※種類が多いデメリットがこんなとこに)
ここで、まさかの夫のメモ書きに欲しいチケットを
フランス語で書いていてまさかまさかのファインプレー!!
これが売店の人に伝わり、購入できました~!!!
(※先に欲しいモノを現地語でメモ書きする事をオススメします)
夫「で、どうする?」
わたし「もう買えたし、近くを散策しない?」
夫「うーん…まだ明るいし、少し地下鉄に乗る練習する??」
わたし「え?乗り方、分かるの??」
夫「多分、分かる気がする。」
”多分”が引っ掛かりながらも、ファインプレーの夫が今日は輝いていたので
その案に乗っかり、地下鉄の路線・乗り場へ行く事になりました。
夫も、まさかチケットを購入できると思っていなかったので
いつも持ち歩いているミラーレス一眼は無く、
そんな遠くまで行かないだろうと思って付いて行く事にしました。
意外と、改札口も日本で通る感じで簡単に通る事ができます。
(※この改札でもたつくと、スマホや財布のスリに遭いやすいので注意)
(※日本と比べて機械の精度が低いので、切符を通したりタッチしても改札ドアが開かないケースもチラホラあります)
さすが、フランス。
そして、大道芸的な感じで地下道でも楽器演奏&歌ってと…
芸術を生活の一部にしている感がスゴイ!
空港やショッピングモールにも、ピアノ演奏がフリー・誰でもできる場所が多数あるので音楽に自信がある人はオススメです。
さてさて、無事に地下鉄の改札→駅構内→電車に乗る
まで、田舎者夫婦が意外にもすんなりでき
(※電車は出入口付近だとスリの餌食になりやすいので
人が少ない車両&車両中央に乗りましょう!←ガイドさんが言ってました)
夫が何となく調べて行きたそうだった、
ルイヴィトン美術館が近いので行ってみる事にしました。
わたし達夫婦はブランド物がよく分からず(知らず)、住んでいる田舎地域
にもルイヴィトンなどの高級ブランド店(支店)は無く
実際に商品を見たり触る機会がほとんどありません。
ただ、夫は建築物が好きで
高級ブランド・ルイヴィトン美術館(フォンダシオン ルイ・ヴィトンFondation Louis Vuitton)が、陸に浮かぶ船みたいでスゴイ事だけを観光ガイドブックから知り得た情報だったようです。
で、
・たまたま宿泊ホテルから近く
・営業時間的にも間に合うかもしれない
という事を知っていたようです…夫は策士?強運人なんだろうか?!
さて、そんなこんなで意外と近くて短時間で美術館の最寄り駅に着きました。
地下鉄から出て、歩く街並みは本当に美しくて全てがキラキラしています。
インスタやYouTube以上です!!
走る車の音、カフェの賑わい、笑い声に料理の美味しそうな香り、
オレンジ色の夕焼け…少し頑張って地下鉄乗って良かったと実感しました。
公共機関を自分たちだけで使って、
自由行動していたのは今回が初なのもあり本当に達成感が…
で、駅から何とか人の流れ+看板+Googleマップを駆使して
どうにか着きました!!
ココは、人混みが凄く「事前チケット」が無いと入れない美術館らしく
(※SNS情報)
ウワサ通り、人が多く諦めて帰路に着こうとしたのですが
夫みちおがすでに列に並んでいる…苦笑
Googleレンズを使い、フランス語の当日券(セキュリティーチェック)の列に並び
まさかの翻訳アプリを使って、
わたしが警備員の人に当日券をまだ買えるか聞き~
日本人なのを確認され、まさかの
「いいよ。ココに並んでセキュリティーチェックを受けたら当日券を買って入ってね~」
みたいな感じで、
な、な、なんと当日券を買って入ることができました!!!
日本から遠い、フランスで起きた奇跡です。
で、とりあえず売店・お土産の購入できる時間が迫っていたので
初ルイヴィトン購入をしてしまいました~
(※実際の財布やバックよりも格安の本物の商品を買えました!)
ちなみに、あまり価値が分かりませんでしたが…
みんな喜んでもらえそうな気がして、それなりに買ってしまいました。
夫は姪っ子ちゃん達にルイヴィトン鉛筆を買ってあげるそうで…
喜ぶのかな??(笑)
さて、現在美術館では
『Mark Rothko』の作品展をしていました。
(※2024年3月まで)
https://www.fondationlouisvuitton.fr/fr
詳しい事は知らずにやってきたので
もっと絵画の勉強をしてくれば、より一層楽しかったかもです。
でも、夫が言うように外観的なビジュアルは船みたいでスゴイし
地下には川や滝が流れてるし
屋上には意外なことに桜が咲いて、エッフェル塔やパリ市内が見れて
本当にスゴイとこの来たんだな~とつくづく実感する景色です。
見る景色が違うから?来客している人種がアジア人でないからか?
全てが新鮮で珍しくて、まだパリ中心部に行ってないけど…
パリの魅力を感じる瞬間でした。
結構、ブランドお土産として来る人が多い感じの美術館ですが
美術館自体も素敵だし、絵画も本当に珍しいものしか展示しないようなので
パリ郊外のオススメ美術館でした~
※このあと、最寄り駅(メトロ)までは着いたものの
降りる駅を一駅間違え、夜の暗い初めての道で迷子になり泣きながら帰路に着きました。
自分の方向音痴さと、夫の使えないスマホに苛立ちと道路の壁に落書きされた恐怖感でいっぱいで…
つい「お母さん・・・」と年甲斐もなく呟き、夫には飽きられれてしまいました。
さらに、キックボードやセグウェイに乗った人にiPhoneを取られそうになったり…数時間でパリの長所短所を知ることができた濃い時間でした。苦笑
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