1日目 軽井沢(ハルニレテラス・石の教会)
遅くなりました。前回の更新から続きです。
ハルニレテラス
1日目、朝の3時ごろに家を出て車で約7時間かけて軽井沢へ。
まず最初に中軽井沢のハルニレテラスへ行きました。
今回ほとんど下調べしてなかったので行ってから知ったのですが、中軽井沢ってあの有名な星野リゾートの本社があるらしく。
その為、軽井沢には星野リゾートのホテルが何種類もあって、超高級旅館から若者向けのお手軽ホテルまである星野リゾートの王国な訳です
そんなわけで初軽井沢!ハルニレテラスに到着ー!
ひとがいない…
それもそのはず時間はまだ9時半。ショップなどは大体10時以降でした…(確認してないのが悪い)
唯一やっていた沢村ベーカリーさんでパンを買って、次へ移動です。
(※写真は撮っていなかったので申し訳ないのですが、めちゃくちゃ期間限定の柑橘のデニッシュパン美味しかったです。(名前もうろ覚え)
デニッシュの一層一層をしっかりと感じられるといいますか、噛んだ瞬間さくさくさくー!って感じで最高でした。)
石の教会 内村鑑三記念堂
今回軽井沢で一番行きたかった場所。石の教会 内村鑑三記念堂です。
設計者はケンドリック・ケロッグ。アメリカの建築家でオーガニック建築を多く手掛けているそうです。(行く前までオーガニック建築とはなんぞやと思いましたが)
ハルニレテラスから車で10分もかからないくらいのところにあります。
駐車場は星野リゾートのホテルの駐車場を使っていいらしいです。
まずエントランス。
え、これ入っていいの…?
まるでテーマパークの入り口のようなゲート。
季節柄なのか、コロナウイルスの影響なのか、人気がない。
ちょっとドキドキしましたがHPで見学可能だそうなので行っちゃいます。
地図。(最初見たとき意味がわからなかった)
教会へのアプローチ。最初は身長より高い石の塀が徐々に低くなっていって(道が上がっていって)教会の全貌が見えていきます。
ゆで卵の輪切り…?
あとで調べたところ、この輪切りのズレから光が常に差し込むように設計されているそうです。
地下1階は内村鑑三記念館とこの教会の設計についてのパネル展示があります。
内村鑑三についてざっくり説明を(間違っていたらごめんなさい)
札幌農学校でキリスト教に出会い、渡米し神学を学びます。
内村にとっての教会は信仰心をもって儀式を行う場所ではなく、例え制度や信仰がなくても祈り自由に集まることのできる<無教会>を理想としました。
日本にはあまりない石の組積造の壁がちょっとわくわくしますね。
右側の習字は内村の自筆らしいのですが、こんなこと残しちゃっていいの…的な内容ですので訪れた際には説明文も見てみてください。
資料展示の脇から堂内に入ることができます。
資料室は窓が一つもなかったので石造りの隙間から溢れ出る光が期待感を増します。
いざメインディッシュへ!!
はい。ということで…堂内は撮影禁止でした。
ネットで漁ればすぐに画像出てくると思うので興味がある方は探してみてください…。かなしい。
ちょこっと感想を。
堂内かなりよかったです。やや狭い道を抜けると一気に視界が広がって堂内が見えるですけど、その広がり方が密林を抜けるとそこに大きな湖が!のように、とてもうまいアプローチでした。
ランダムに積み上げられた石造りから草が生えていて、さらに石を伝うように水が流れて、その水が上から降り注ぐ光によって輝いている。それぞれがつながりを感じます。
そこまで室内は広くないですが、外から見た輪切りのような天井や壁が不規則にあるので奥行きを感じ、自然光が入るので狭いながらも閉塞感はなかったです。
そして教会には珍しく十字架や聖母像がありません。その代わりに奥はガラス張りとなっていて、太陽の光が神聖さを際立たせているかのようになっています。
キリスト教の信仰心というより自然の高貴さの表現が際立っており、内村鑑三の無教会の思想とケンドリック・ケロッグのオーガニック建築がうまく融合された教会でした。
ちなみに近くにもう一つ軽井沢高原教会があります。こちらは大正時代に造られたもので、内村鑑三や北原白秋などの文化人が集った場所だそうです。
どちらの教会もは普段は結婚式場として使われており(どちらも星野リゾート)結婚式が行われていない時にのみ見学ができるようでした。
なのでもし行かれる際は電話確認をとったほうがいいかもしれません。
以上1日目の午前中でした〜〜〜!!!
長い!頑張った!(自画自賛)
果たして次回続くのか!?
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?