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お試し移住体験@八女市 その7

こんにちは、さちこです。普段は、外国の方に第二言語としての日本語を教えています。どうぞよろしくお願いします。

過日、福岡県八女市でお試し移住体験ができる機会を得た。
滞在先の八女里山賃貸住宅から柳川市までは車で1時間程。

水郷・柳川へ「川下り」に向かう。

乗船場にある建物で受付をすると、
コロナ禍なので通常1時間のコースを50分のコースに短縮しているとのこと。
ある程度の人数が集まるまで待ち、その後マイクロバスで船着場に向かうそう。
受付場所には、頭にかぶるタイプの日笠がたくさん置いてあった。
ベトナムの人がよく被っている笠(ノンラー: Nón láと言うそう )に似ている。それぞれ赤や青・黄色・オレンジを基調に絵が描かれており、
縁もそれぞれ基調色のリボンで彩られている。

船着場につき、カラフルな日笠を被った10人ほどが
ゆらゆら揺れる船に、船頭さんの助けを借りながら乗り込んで出発した。

船頭さんは船を漕ぎながら、ほぼず〜っと喋っていた。

乗り合わせた皆にどこから来たのか、尋ねたり、
進むごとに両脇に見えてくる建物や学校・公園の紹介をしてくださったり、
(松岡修造さんがテニス転校(?)してきたという高校も)
お堀の成り立ちや柳川藩の歴史を話してくださったり、
北原白秋が柳川市の出身とのことで、
白秋の歌を某方法でエコーを効かせて熱唱してくださったり(しかも4曲)、
目では川や柳などの緑を中心とした穏やかな色を眺め、
耳では船頭さんのお話を伺い、
ゆっくり進む船のおかげで心地よい風を感じながらの50分だった。

途中で船頭さんが「暑いので熱中症になるといけないから」と、
発泡スチロールの箱を取り出し、人数分のかき氷を配ってくださった時は、
皆驚いて、歓声をあげた。まるで手品みたいだった。

船を降りると、お昼時だったので、何か(できれば鰻を)食べようと辺りを散策。
店の前まで沢山の人が待っているお店があり、日本語だけでなく韓国語や中国語も聞こえてくる。
お店の人に伺ってみると、2、30分ほどで入れるとのことで整理券をいただき、
もう少し散策を続けてから、頃合いをみてお店に戻る。

「鰻せいろ蒸し」をいただく。

鰻重ごと蒸籠に入れて蒸している(?)。
タレがご飯まで染み、ご飯ごと全て熱々。
はふはふしながら、どんどん食べてしまった。

(お読みくださり、ありがとうございました。)

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