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こんな人もいます 不登校先輩
先日、新1年生のお子さんがいるお母さんから、子どもが学校に行きたがっていなくて心配、と聞き、うちの娘の話をしました。
娘は、6年生になります。
小3の3学期に不登校になり、ひと言では表せないくらい心配しました。
ですが、結論から言えば、大丈夫です!
その子なりのペースで、周囲と関わりながら成長し、生きていくことができます。
現在の活動
みんなと一緒の教室で勉強することは少なく、個別活動。
全てのカリキュラムに参加する訳ではなく、毎週末、担任と娘で話し合い、出席する時間が決められます。
大学みたいですよね。
基本、娘の意見が尊重され、私も一切口出しをしません。
私たちは登校することを、肯定も否定もしません。
毎日登校させることが目的ではないからです。
学校に行けてすごいね、偉いね、ではなく…
生活の一部として学校という場があり、そこで良い時間が過ごせればいいのです。
じぶんらしく生きる
みんなと一緒でないことを、恥じたり、否定したり、ムリに合わせようと頑張らせず。
その人がその人らしく生きれる社会。
これ、みんなが望んでいることです。
つい親は心配して、そのままの子どもの姿が見えなくなります。
行っても、行かなくても、どちらに転んでも大丈夫くらいの大らかな気持ちで。
安心して、お子さんの人生を信頼して欲しいです。
とはいえ、そんな気持ちになるまで時間はかかりました。
不登校になった当初、動揺するのは誰もが通る道。
だから、ひとりで抱え込まずに、繋がっていきましょう。
ふつうって何?
娘は私の「当たり前」「ふつう」という常識を覆し、こんなに自由に生きれることを教えてくれました。
問題、と決めつけていたのは、私の心でした。
娘のようなイレギュラーな存在は、きっと他の方のお役に立てることもあるかと思い、これからも時々発信します!
こんな人もいるんだなぁ、と思って頂けたら幸いです。
明日の入学式には新1年生のお世話係として、出席するとのこと。
担任から、新1年生の数に比べお世話をする6年生が足りないから、来てもらえないか、と声がかかったからだそうです。
娘はきっと、その子のあるがままの姿に寄り添ってあげられるだろう、と思っています。
今読んでいる、この本もおススメです!
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