書く瞑想ジャーナリング 発展編
こんにちは、TO-JIBAのひろみです。
前回書いた「書く瞑想ジャーナリング」の発展編です。
ジャーナリングの基本的な内容はこちらhttps://note.com/sati_mind/n/nc3b8c61332bd
ジャーナリングは、紙に思いつくまま、感じた事をただ書くだけでも効果はあります。
頭の中の引き出しに何が入っているのか、ザーッと出すだけで、ザワつく心が鎮まります。
今日は、更に深めたい方に向けてお伝えします。
ジャーナリング発展編
書いた内容を深掘りすることで、同じ出来事でも違った捉えができるようになります。
自分のやりたいこと、進むべき方向が見えてきて、自分軸を取り戻すことができます。
①書いた内容を、事実か解釈か分ける。
例)子どもが学校に行かなくなって、このままでは将来社会に適応できない。もう嫌だ。
事実→子どもが学校に行っていない。
解釈→将来社会に適応できない。
未来は誰にもわからないから、それは私の解釈。
文字に起こすと当然だ、と思う事でも、悩みのジャグリングが始まると、頭の中が混乱して、わからなくなります。
(ちなみに、もう嫌だ、の感情は受け入れます。)
相手や自分に対してイライラする時は、特に解釈比率が高めです。
軽く見られている、とか、私がきちんとしていないからだ、あの人はいつも勝手だ、と解釈祭りになります
思考と自分が一体化していると、イライラや落ち込みに対し、いつものパターンで無意識に反応してしまいます。
自分の解釈が世界標準と錯覚してしまいますが、冷静になるとそんなことはありません。
ジャーナリングで事実か解釈か明らかにすると、一歩ひいた所から自分の考えを見ることができ、いつも反応パターンとは違ったものを選択できます。
②自分がコントロールできる事かできない事か分ける。
例えば、何か新しい事を始める時、周りの視線や評価が気になる時があります。
周りが自分をどう見るかは、相手の心の問題なので、私がどうこうできません。
ジャーナリングで見える化することで、無意識の心の障壁に気づけます。
すると、今自分がコントロールできる事のみ、集中できます。
③ネガティブな出来事の中に潜む、ポジティブ発見。
100%ネガテイブな出来事もなければ、100%ポジティブな出来事もありません。
悩みの渦中にいる時は、自分の視点がガッチガチに固まり、ダメな所ばかり探してしまいます。
ネガテイブの中にあるポジティブは?
この出来事から気づかされる事は?
ついていないこと、問題と思えることの中にも、ポジティブな気づきが必ずあります。
以前、地震で数日間停電が続いたことがあります。
いつ電気がつくかわからない状況のおいて、イライラすることもできます。
でも、いつもばらばらの部屋で過ごす家族がひとつの部屋に集まれたことに安らぎを感じたり、真っ暗だからこその星のきれいさに感動することも選択できます。
私たちはネガティブを感じるのは得意ですが、感謝できることや良かったことは、あえて意識を向けないとスルーされてしまいます。
④視点、時間軸を変えてみる
○○さんだったら、この状況をどう捉えるのか?
話せる間柄だったら、相談してみても良いでしょう。
同じストーリーを別な登場人物の一人称で書く小説のように、視点が変われば物語がガラっと変わります。
時間軸を変えるのも有効です。
1か月後、1年後の自分が今の私を振り返ったとしたら何て言う?
過去の自分からみて、成長しているところもあるかもしれません。
悩んでいる時は、視野が狭くなります。
一部分だけ見て、これが全体だと思ってしまいます。
苦しい時はこの状況がずーっと続くような気になりますが、どんな出来事、想い、感情もそこに留まり続けることはできません。
今、という時間軸では、評価できません。
ジャーナリングで記録に残しておくと、後から見返した時、悩んでいた事が成長のキッカケだった、という事もあります。
⑤問題を明らかにし、解決策を練る。
今、自分が問題と思っている事は何なのか。
どうなれば良いのか。
何をクリアすれば解決可能なのか、思いつくまま書き出します。その中で、今自分が出来そうな事を選び、一歩踏み出します。
心が今ここにあり、出来ることが明らかになると、理想と現実のギャップからくる苦しみが減ります。
結果に執着しすぎず、今できる事に集中できます。
いつでも、今ここからがスタートです。
苦しみがゼロになる?
以上、ジャーナリングの発展編でした。
ここまで張り切ってやらなくても大丈夫。
ただ書き出すだけでも、とてもスッキリします。
ジャーナリングで全て解決、とはなりません。
理論では納得しても、感情では折り合いがつかない時もあります。
時間薬というように、時が経つのを待たなければいけないこともあるでしょう。
でも、10ある苦しみが自然と半分くらいにはなります。
10ある苦しみに、自分の偏った解釈を注入して、100や200に膨らませないだけでも、とても楽になります。
苦しみと共に過ごす
解決策が思いつかない時もたくさんあります。
でも、無理して答えを出したり、良い悪いとジャッジしないで、大丈夫。
どんな思いがあっても、今自分の心の中にあるものは、あると明らかにし、認める。
苦しみがあるなら、あることに気づき、受け容れる。
気づいていれば、良いのです。
むしろ、私は全然気になりませーん、と苦しみを押し込めて、ポジティブを演じると、必ずリバウンドがきます。
これからずっとお付き合いする、大切な自分です。
子どもに、こんなんじゃダメだよ、とかもっと〇〇しなよ、とダメ出ししていたら、心閉ざします。
同じような事を、心という見えない空間の中で自分にやっていたら、その事に気づいて、自分の感情に寄り添ってあげてください。
やってみた感想
ノートにして4冊。2年近くやっています。
後から見返すと、本当に面白い。
案外、思い込みや勘違いで大騒ぎ。
同じパターンでやらかしている。
苦しい時は苦しい。
けれど、勘違いの証拠がこれだけ突き付けられると、問題を複雑に捉えてこじらせたり、どこか深刻になり過ぎることがなくなりました。
文書改ざんしたい。
ジャーナリングは自分の話を聞いてくれる相棒のようなものになっています。
定期的に自分との対話をすると、もっとじぶんと上手く付き合えるようになります。
自宅にいながら湯治場に。
オンライン上で心と身体が整い、本来の穏やかな自分に。
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毎週木曜21時から開催中です。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
あなたの今日が良い一日でありますように。
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