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どろんここぶたに学ぶ子育て

今、長女の机の上にはジェンガのように物が積み上がり、床まで溢れています。
私はスッキリした空間が好きなので、相容れないところ。

片付けてあげたこともあります。
でも、娘曰く

片付けると、どこに何があるのか把握できなくなる!

おーすごい!
このカオスな空間で、位置情報を確認できているとは!
(嫌味じゃないですよ)

私の子育ての参考書に「どろんここぶた」という絵本があります。

子どもの時からある!
おひゃくしょうさんのうちに
せかいじゅうでいちばんかわいい
「こぶた」がいます。

おじさんもおばさんもかわいがっています
たべるのがだいすき
うらにわをかけまわるのもだいすき
ねむることもだいすき
うちの長女と同じ
なによりこぶたは やわらかーいどろんこのなかにいるのがだいすき。

ですが…
あるひ、きれいずきのおばさんが、そうじしてしまいます。

よかれと思って掃除をしたけれど、こぶたは怒って家出しちゃうんです。

こんなうち
ぴかぴかすぎて
つまらないや

こういうことって、良くあるなぁ、と思います。

私は娘が大好き。
だからやってあげたり、こういうことを身につけて欲しいとあれこれアドバイスします。

でも、私と子どもは違う人格。
違う考えを持っているから、すれ違ってしまうことも。
背景には子どもへの愛があるんですけどね。

そんな時、アタマの中で、口にリボンをくわえたこぶたの絵が浮かびます。

押し付けずに、相手の話も聞くことを忘れずに。
なんせ、世界中で一番かわいい子ですから。

そのことを娘に伝えたら…

え!部屋、どろんこ並みに汚い?
私こぶた?

うーん。イマイチ伝わらなかったようです。

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