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10年前の感情がやっといま岡本太郎の爆発で言語化された

本を読んでいた。
岡本太郎・自分の中に毒を持て
ことばのチョイスに感動。

僕は若い頃から「出る杭は打たれる」という諺に言いようのないドラマを感じた。
...
この平たい世界からどうしても情熱を燃やすと飛び出してしまう。出ていく運命というものを感じてならなかったのだ。「出る」のは固くて冷たい釘ではない。
純粋な人間の,無垢な情熱の炎だ。

(岡本太郎・自分の中に毒を持て)

本を読んでいるともう少し前に出会っておきたかったなと思うことがある。この本もその一つ。

中学生の時には生徒会をしていた。
でもルールを変えることに消耗するのが大嫌いだった。
それでルールの中で楽しむことはとても得意になった。
生徒会だからルールを破るわけにはいかないという使命感を感じつつも,生徒の一代表でいることの感動はなによりも新鮮なものであった。
その時の感情はまさに「無垢な情熱の炎」

やっといま10年前の感情が言語化された。


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