気づけばGWが終わりそうな方に,待った!一日を大切に刻むためのぬか漬けTips note
家の中で生きる子たちが増えています。
ふと送られてきた祖母からのぬか漬けキット。
前回の帰省のときにぬか漬けに興味があることをふと話したのを覚えていてくれて,送ってくれました。
内部で起こっていることについては発酵デザイナー,小倉ヒラクさんによると,こう呼ばれています。
ぬか漬け =
複雑系の発酵エコシステム(ぬか床)から生まれる謎すぎる漬物
謎すぎる漬物を生み出してくれるぬか床の中では,乳酸菌などによって野菜のなかの糖分やタンパク質が分解されて,アミノ酸や乳酸が生み出されます。
これらアミノ酸は旨味のもと。ぬかは塩分が効いているので,塩分濃度の違いによる浸透圧作用によって,この旨味が野菜の中に染み込みます。
そして重要なのが毎日かき混ぜること。
乳酸菌はpHが小さい(酸性)環境でも力強く生きています。一方でその他の酵母菌は空気に触れると,酸素呼吸をして,私にとっては苦手な香りを発します。接着剤セメダインのような香りです。かきまぜることでそれらの酵母菌が呼吸できないような環境を生み出します。
気がつけばGWが過ぎ去りそうといった皆さま,一日一日を大切に刻んでいくために,毎日変化するものを身近においてみてはいかがでしょうか。
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こつこつ更新します。 こつこつ更新しますので。