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2018年3月の記事一覧
映画『硫黄島からの手紙』を観て
「硫黄島からの手紙」
この監督は、戦争に巻き込まれていく、元々普通に暮らしていた一市民を、丹念に細かく描くことで、リアリティを増すように映画を作っているように感じた。
数日前に目にした硫黄島の姿がなんども蘇り、その向こうで当時起きていたことなので、かなり入り込んで観てしまった。船内で戦中に幼少期を過ごした世代から直接当時の話を聞く機会も沢山頂いたので、その話もオーバーラップして、その時代がリ
この世界の片隅に、を観て。
コトリンゴさんの優しい歌。すずちゃんの柔らかい雰囲気をアニメーションで描いていく。呉と広島。戦前から戦後までの普通に日常を生きる人々の生活が、人生が変わっていき、子どもを亡くしたり、食糧が少なくなっていくなかでも「生きよう」と助け合っていた様子が細かくリアルに坦々と描かれていた。
私の祖先も、同じような経験をしてきたんだと思う。
優しいタッチで描かれていくので、広島の原爆が落ちた日、それから、