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生活習慣病を知ろう

今回は当院循環器内科森谷医師が生活習慣病と認知症についてレクチャー。

日々の生活の中で大切なのは「体調が悪くなったときにどうするか」ではなく、「いかにそうならないよう予防していくか」ですよね。
しっかりとした食事や運動を生活の中に取り入れることが重要です。

あわせて日頃から穏やかな気持ちを保つことが心と体に良い影響を及ぼします。もうひとつのテーマ「認知症」について。

生活を整えることと合わせてしっかり頭を使うことって大事ですね。
日頃から今いる場所や日時などを意図的に記憶することが重要です。
(今日は○日、○○で○○を買った、など)
それでもふと忘れてしまったり思い出せないこともあると思います。
そんな時のポイントはそれを引きずらず、穏やかに捉えることが大切です。ストレスを溜めないことって大事ですね。

[ 身体 ]
• 運動の習慣化
• 聴力、視力の維持

[ 心 ]
• 社会との関わり、人との関わりを心がける
• 興味の対象を見つける
•料理や買物など、ひと手間かかる仕事
•生活習慣病の予防

「認知症と物忘れ。どうしても同じものと捉えがちですがふたつは別のものです。
質問でも多くありましたがそこに対する不安があると思います。
日頃から規則正しい生活を心がけてほしいのですが、
それでも気になったときは遠慮せずに受診をして現状を把握してほしいと思います。
今日の講義がこれからも楽しく元気に暮らすための一助になればと思います。」
(循環器内科 森谷)


運動と頭を使う重要性がわかったところで、ストレッチと脳トレです。

脳トレのポイントは
①2つの事を同時に行うこと
②たとえ出来なくてもやろうとすること

簡単にできた!だから続ける!ではなく、出来ないことを出来るようにすることの方が脳には良い作用が生まれます。

「認知症に対する関心が高く熱心に聞いておられ、質問も多くありました。
これからも皆さんが興味のある内容を提供できるようにニーズを把握して、自分自身もアンテナをはって情報を集めていこうと思います。
運動に関しては、上述の話を聞いたことでより意欲的に、楽しみながら取り組んでいただけたのではないでしょうか。今後も復習と新しい内容のバランスを大切に、マンネリにならないように取り組んでいきます。
(理学療法科 福井)

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