佐竹永太郎 / STAR
建築家、クリエイティブディレクター。幅広い分野の課題を美しさで解決に導くSTAR(https://starchitects.info)はリピート率100%を誇る。アトリエでもなく組織事務所でもない新しいチームスタイルのクリエイティブプラットフォーム、teamSTARを開発。
最近の記事
「芸術起業論」by村上隆 生ぬるい日本人の感覚を平手打ちする鋭い芸術論であり、破廉恥までに芸術と金の構造に切り込む稀代のビジネス書
あのヴィトンとコラボしたオタクチックなアーティストね。えげつない感じがちょっと、、 などという印象が強いかもしれません。でもこの本を読むと見方が変わるかもしれません。 かれは村上隆。 一作品が一億円で落札の実績がある、世界で活躍する現代アーティスト。実はかれは東京芸術大学の初めての博士号取得者です。 批判を巻き起こす危うい発言の下には、圧倒的な熱量もって美の追求に人生を捧げ、あらゆる努力を惜しまずに全力であがいてきた彼だからこそ描ける、極めて現実的でまじめな仕事論であり人
"芸術家とデザイナー" by ブルーノ・ムナーリ/芸術家の夢は、美術館にたどり着くこと。デザイナーの夢は、市内のスーパーにたどり着くこと。
「芸術家の夢は、美術館にたどり着くこと。デザイナーの夢は、市内のスーパーにたどり着くこと。」 その通り。 前回は、ハッカーと画家。今回は芸術家とデザイナー。比較によって、その特性が明らかになることは多いですね。すべては事実を区別することからはじまります。 アートを切り口として建築デザインをしてきた人間として、独立後の方向性を模索している中でこの本に出会い、膝をポンとたたいた記憶があります。この比較が未だ曖昧に捉えられているとおもいます。さらに今は、デザインシンキングなら
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"HACKERS & PAINTERS" by Paul Graham /大成功ベンチャーの創業者にして天才プログラマの著者が語る、これからの時代を見通す考え方と創造のセンス
経済が悪いときに、スタートアップをはじめるのは悪くない。”Why to Start a Startup in a Bad Economy”というエッセイをポールグレアムが綴ったのは2008年10月、リーマンショックが発生したときでした。http://www.paulgraham.com/badeconomy.html ”Why to Start a Startup in a Bad Economy” 経済が悪いときに、スタートアップをはじめるのは悪くない。 The ec