「留学したから英語を話せる」その”本当の”理由
こんにちは。
「TOEIC965愛の能力開発コーチ」、たすくです。
よく言われるように、英語学習において留学の効果は絶大です。
いわゆる、「英語ペラペラ」、「ネイティブレベル」と言われる人は、
大体の場合留学経験があるように思えます。
なぜなのでしょうか?
わかり切っているような、それでいてよくわからないような。
このNoteは、できるだけ「深い部分」にある理由を考察していきます。
レベル1は、留学経験がなくても一般常識。
レベル2は、留学を経験した人には当たり前な内容。
レベル3は、僕が自分の経験と観察から気づいた、この記事の核です。
もしあなたに留学経験がないなら、
レベル2くらいから斬新な内容になるでしょう。
そして、レベル3までいくと、ある種衝撃的で、すぐには受け入れられない内容かもしれません。
だから、価値観が変わるという意味で
このNoteはさながら疑似・留学体験。
留学すると気づくことを、読むだけで気づいてみてください😉✨
レベル1◆留学すると話せる理由:練習量
まず当たり前に言われているのが「練習量」です。
英語圏に留学すれば、練習量・・というか実践量が圧倒的に多い。
朝から晩まで英語を使う機会は、国内ではなかなか経験できないでしょう。
ですが、この説には疑問も残ります。
留学によって、圧倒的な練習と実践を積むことはできます。
しかし、それは国内ではできないのでしょうか?
家では勉強をし、週末は英会話塾に通う。
それを長年続ける。
仮に、1年間留学をしたとて、四六時中話しているわけでもないので、
英語に触れる時間は、一日8時間くらい。
8 x 365 = はおよそ3,000時間。
この3,000時間というのは、
週に10時間(中高生の標準的な英語学習量より少ない)英語を勉強すれば、5,6年で達成できる数字です。
留学の密度はさておき、1年間留学して学ぶ量は、国内の5,6年で達成できるということです
(ちなみに、効率的に行われる学習のほうが、ランダムに学びが起こる留学より効果は高いと言われています)。
どうもしっくりこない気がしませんか?
「私は中高から6年以上勉強しているけど、留学した友達より話せない・・」
そんな風に思わないでしょうか。
どうやら、「留学の秘密」はもっとほかのところにあるようです。
もっと深い部分を見ていきましょう。
レベル2◆留学すると話せる理由:意識の変化
いきなり、かなり本質的な部分に迫りますが、
留学すると話せるようになる最大の理由は、「意識が変わるから」です。
僕は、カリフォルニアに留学していた経験があります。
ネイティブレベルに話せる日本人にはたくさん会ったことがあります。
その中で、ネイティブレベルとそうでない人には一つの明確な違いがあることに気づきました。
その特徴とは、
「日本語と英語はあまり変わらないと思っている」ことです。
僕が見たネイティブレベルの日本人の友達には、こんな特徴がありました。
・英語と日本語が突然切り替わる
・日本語でもいうような冗談を英語でもいう
・日本語でする気遣いを英語でもする
・人の喜ばせ方が日本語でも英語でも同じ
・言語での失敗(言い間違えとか)に対するスタンスが日本語でも英語でも同じ
・日本語でも英語でも同じくらい深い話ができる
一方、ネイティブレベルとは言えない日本人の友達にはこんな特徴がありました。
・英語を話し始めるときに気合がいる
・日本語と英語の違いについて話すのが大好き
・日本語は好きでも嫌いでもないのに、英語は明確に「好きでない」と思っている
・日本とアメリカの文化の違いについて話すのが好き
・英語で言い間違いすることを極端に恐れている
これらの特徴は表面上の話なので、長く観察していればわかることですし、
留学した人間がよく話すことでもあります。
「日本人もアメリカ人も実は同じだよね~」というように。
この「意識の違い」が、留学という経験を通して得られるものであることは間違いないです。
英語にたくさん触れて、現地の文化を学び、
実際に使ってみて、その結果やっと得られる「意識」・・
それこそが、「留学すると話せる」理由なのです。
意識が変わるとなぜ話せるようになるか。
それは、「母国語で学んだ経験を最大限活用できるようになるから」です。
英語と日本語が全く違うと考えていると、
英語で話すとき、学んだ内容でしか話すことができません。
だけど、日本語との共通点を見出すことができるようになると、
今まで生きてきた経験をフルに活用できるようになるのです。
「私は日本語を使う時間より、英語を勉強してきた時間の方が長いです!」
という人はいません(そういう人はネイティブといいます😂)から、
この「意識の変化」は、どんな学習よりも効率良く言語力を高めてくれるののです。
ところで、この「意識の変化」が留学をすれば必ず得られるか、と言われるとそうでもありません。
実際、留学をしても全然話せない人もいます。
そういう人たちは、日本人コミュニティばっかりに所属していて英語を話さなかった人かもしれません。
スーパーで日本食ばかりを買って、現地の文化に触れようとしなかった人かもしれません。
いずれの場合も共通しているのは、「日本語と英語を区別している」ことです。
日本人と日本語が好きだから、日本人コミュニティにばかり所属する。
日本と日本文化のほうが好きだから、現地の文化に対して一歩引いた関わり方をしている。
その根底にあるのが、「日本語と英語は違うものだ」という意識です。
だから・・もしあなたがこれから留学するのあれば、明確にアドバイスできることがあります。
「日本語と英語の共通点を探してみてください」。
こういう意識で留学をすると、あなたの留学経験はとても豊かになるはずです。
日本で楽しんでいるのと同じように、外国でも楽しむことができるようになります。
日本語で笑っているような話で、英語でも笑い合えるようになります。
より現地の文化を深く知ることができるようになるし、
より深い人間関係が築けるようになります。
意識の影響力はとても大きいです。
この、意識の変化こそが
留学することで話せるようになる最大の理由です。
(意識という深い部分なので、こうして説明できる人は少ないですが😉)
レベル3◆留学しなくても話せる理由:気づくから
そして、ここまで読んで思った方はいませんか?
「意識が変わるのが話せる理由なら、極論、留学しなくてもいいのでは?」
その通りです。
話せるようになる最大の理由が「意識の変化」であるからには、
留学は必須条件ではありません。
ただ、「留学するとそういう意識の変化が起こりやすいよ」というだけなのです。
それだけ強力な「意識」ですが、
「意識」は「意識的に」変えることができます。
たとえば、次のような簡単な実験で「あなたの意識」を変えることができます。
実験の方法
①あなたがこの記事を読んでいる場所、自分の部屋、オフィス、電車の中・・において、
「丸いものを探す!」と意識してみてください。
②立ち上がる必要すらありません。「丸いもの丸いもの・・」と意識しながら、周囲に目をやってください。
ありとあらゆる「丸いもの」に気づくはずです。
③意識の書き換えは完了です。
あなたは、身の回りに丸いものがたくさんある、と認識し、それに気づくことができる意識になりました。
僕はこの記事を原宿のカフェで書いています。この場で実際にやってみたところ、
・飲み物のカップ(上から見た形)
・ストローの飲み口
・向かいの席においてあるカバンの留め具
・壁についた非常時用ボタン
・奥の方の天井にある電灯
をものの10秒で見つけました。
あなたが英語を話せるようになるため必要な意識は、まずひとつ、
「英語と日本語も本質的には同じ」ということです。
ですからこれから、英語に触れるとき、
「英語も日本語も本質的には同じなんだ!」と思って取り組んでみてください。
きっといろいろな気付きが自動的に起こり、あなたは留学をしないと得られないような気付きを、日々の学びの中で得られるはずです。
この記事は、僕の学びと経験から書きました。
僕自身は留学経験があります。
しかし、留学を終えても英語が話せるようにはなりませんでした。
むしろ、日本語教師として半分くらい暮らしていたので、
「留学したら日本語が大好きになった」という変な経歴を持っています。
留学をしても英語が話せなかった僕が、今ではペラペラになった理由は何だったのか・・
それはもう言うまでもありませんね、意識の変革です😉✨
こちらは他のNoteで書いていますので、ぜひ読んでくださいね。
みなさまも、ぜひよき英語ライフを!
◆おわりに
いかがでしたでしょうか?
にわかには信じられない内容でありながら、
実験の結果を考えれば、少なからず「確かに・・」と思えたはずです。
人の意識の力は無限です。
そして、実はより深い、「英語を話せる世界」も存在します。
その世界は、「私はもう英語が話せる」と意識することから開けます。
そう意識すると、先ほどと全く同じ仕組みで、「自分が英語を話せる」ことに気づいていきます。
ぶっ飛びすぎだと思いますか?
それはさすがに・・と思いますか?
もしそう思うなら、こちらの記事も読んでみてください。
あなたはすでに英語が話せるーーそのことに気づきさえすれば。【前編】
そして、「理屈は分かったけどどうすればよいかわからない・・」という方、
僕はあなたの意識を変えるお手伝い(コーチング、といいます)もしています。
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