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「NEIGHBORHOOD」 × 「WTAPS」のWネームの行列に並んでGETしたけど即効で転売されている。

人気アパレルブランド「NEIGHBORHOOD」「WTAPS」。男らしくてデザイン性も高く、とにかくかっこいいブランド。多数のおしゃれ芸能人も愛用している。今回NEIGHBORHOODが25周年ということでWTAPSとのコラボアイテムを作ったという情報を入手し、これはチェックせずにはいられないと、新年早々、NEIGHBORHOOD渋谷店に足を運んだ。

■「抽選開始の30分前に到着」
朝8時30分に抽選を開始するということで8時頃にNEIGHBORHOOD渋谷店に到着した。すでに大行列。3列になり鬼のような寒さの中ひたすら待つ。スマホをいじりながらひたすら待つ。腰痛持ちの私にはただ立って待つのはシンドいなんてもんじゃない。Netflixで映画でもアニメでもダウンロードしておけばよかったと後悔。

■「ブチ切れの中国人が注目を集める」
私からは見えないが抽選が始まったようで、残念ながらはずれてしまった人が列から除外される。セキュリティーの人がいて、たむろしている人に「はい、移動して!(しっしっ)」と注意している。そんな中、中年中国人女性が中年中国人女性にブチ切れながら列を外れている。何があったのかは分からないが、とにかく行列には大勢の中国人がいた。普通に好きで買っている人もいるだろうが明らかに転売目的だろって人もいる。こっちは普通に欲しいんだよ!!!

■「はずれです5連発!!」
1時間ほど待ったところで男性スタッフさんが2名、前方に来た。抽選ボックスを持った人と持っていない人。自分で抽選券を引くのかと思いきや、ボックスを持ったスタッフさん自身が引く(もめたりイカサマをされないための対策?)。ただ、1時間待ってようやく抽選が来たと思っても、たったの5文字で望みは消える。

「はずれです」

それ以上でも以下でもない。「はずれです」と告げられ強制帰国だ。あのショックはない。正月の早朝から足を運んで「はずれです」の一言で店舗にすら入れないのだ。行列に並ぶ前から「当たったらラッキー」くらいの気持ちでいた私は「ま、当たらなかったら当たらなかったで早く帰って箱根駅伝でも見よう、寒いし」と思っていた。どれくらいの確率で抽選に当たるかも分からない。私の前に並んでいた5人は自分が動くこともなく男性スタッフが引いたくじを目の前に見せられ残酷な通告をされた。

「はずれです」

さらに、次の人も「はずれです」その次の人も「はずれです」「はずれです」「はずれです」。はずれです5連発だ。

「いや、これ当たる気がしねえわ!」

そう思いながらも、初詣のおみくじで大吉を引いていた私はほんの少しの期待を抱きながら2人のスタッフと相見える。スタッフが抽選ボックスに手を入れ抽選券をひき私の目の前に出た抽選券はこれだ!

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「え、当たり!?」

なんと、見事に当選したのだ。
なんと言われたかはっきり聞き取れなかったが
「はずれです」とは言われなかった。
つまり当選だ!!よしっ!!

■「ラッキーな人のみの列に再度並ぶが・・・」
さすがは大吉。大吉の効果ってあるものだなと、寒くてだだ下がりだったテンションも少しだけ上がった。80番目に入店できるチケットをGETした。「よし、これから順番に店舗に入るわけだな」と思っていたが、行列が全く進まない。それどころか店が開いてない。まぁ、そのうち開くだろうと思って待っていたら10時になり、10時30分になり「え、これどうなってんの?」「マジで寒いんだけど」「腹減ったし」「腰に爆弾抱えてんだけど」とツラくなって来た。進む気配が感じられない行列は地獄だ。望みがない。中国人がうるさいし行列代行みたいなおじさんもいる。抽選券を投げ出して帰りたくもなってきた。

■「店がオープンした?」
80番目の男の私からは店のドアが見えずいつ開いたか分からないが空気的に11時頃だった。どうやら店がオープンしたっぽい。「はぁ、これで進むのか」と安堵の気持ちでいたのに全然進まない。進んではいるのだが進むペースが異常に遅い。店舗に5人くらい入って一人出たら一人入るみたいな感じだった。「これ、あとどれくらい待つの?」「それにもう80番目の頃にはコラボアイテム完売してるだろ」と諦めモード。

■「ようやく入店し残っていたのは・・・」
時刻は12時20分をお知らせします。結局4時間20分も待った。4時間20分って映画2本は鑑賞できる。なんなら新幹線で東京から広島まで行っちゃえる。「いや、どんな時間の使い方したんだよ!」と後悔した。でも、せっかく当選できたんだから最後まで並びたい。俺の腰もよくもってくれた。いざ入店し、残っていたコラボアイテムがたったの1点。1番欲しかったのはジャケットだが、グレーのTシャツのみ残っていた。

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1月2日に朝8時から4時間20分待って、手ぶらで帰るのは自分が許さない。Tシャツなら何枚持っていても困らない。迷わず購入した。お値段16,500円(税込)。

「ようやく戦いが終わった気分になった」

ここまで行列が出来ていたのもレアケースなのかもしれないが、今回初めてNEIGHBORHOODの初売りに並んだが体力的にかなりキツかった。改めて個人的にツラかったことを整理したい思う。来年以降、行列に並ぼうと思っている人は参考になるかもしれない。

▼今回並んでみて分かったこと

●とにかく寒いので防寒対策は万全に!
私はカイロとネックウォーマーをしていたがそれでも寒さを感じる。できるだけ防寒対策はした方がいい。
●転売目的の中国人がいっぱいいる
ここは声を大にして言いたい。そもそも日本人と中国人は価値観が違う。列からはみ出たり電話で大声で喋り出したり日本人の感覚とは違う時間の過ごし方をする。今回の行列にはNEIGHBORHOODの服を絶対に着ないであろう中年中国人女性が多数並んでいた。購入した翌日1月3日10時時点で私が購入したTシャツも既にメルカリに出品されている。この手の転売は防げないのかもしれないが、正月の早朝から早起きして寒い中並んで店舗にすら入れなかった人がいる。欲しいのに正規の値段で買えない人がいる。私が16,500円で購入したTシャツは22,000円で落札されている。買う人を見れば転売だってことはすぐに分かる。防げないのかもしれないが、どうにかならないものか。。

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●行列代行に依頼している人もいる
私の後ろには行列代行らしき男性がいた。行列の脇から代行者に「WTAPSの***」と伝えられお金を受け取っていた。お金に余裕があってどうしても欲しいアイテムがある人は行列代行に依頼している。
●欲しいアイテムを手に入られるのは一部のみ
正確な数字は分からないが500人とか、おそらくそれくらいの人数が並んでいたはず。もっとかもしれない。その中で当選券をゲットできたのは150人くらいだと推測する。私は80番目だったが今回はグレーのTシャツが残っていたのみだった。欲しいアイテムをGETできたのは50人以下だろう。私の前に入った人は、同じように4時間以上並んで5秒で店を後にしていた。
※ちなみに、12時にオンラインで販売を始めていたが即完。

お正月の初売りにまさかここまで時間を使うとは思わなかった。やっとの思いで手に入れたTシャツは大切に着たいと思う。お疲れさまでした。

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