見出し画像

文学フリマ香川→文学フリマ大阪12の準備があまりにも大変だった件

こんにちは、さしす文庫です。

さて。
今回の記事ですが、9/8(日)に開催された文学フリマ大阪12に参加したイベントレポ……ではなく、その準備が大変すぎたという話です。
(イベントレポは別の記事で書く予定です!)
開催されてから随分と時間が経ってしまいましたが、読んでいただけると嬉しいです。

また、文学フリマ大阪12をはじめとした、さしす文庫の作品はBOOTHで電子版を購入できるのでぜひよろしくお願いします。


では初めに結論から申し上げます。
準備が大変だった理由。
それは何故か。理由は単純明快です。

シンプルに「準備期間が短すぎた!!!!!!」からです。


以下、準備が大変だった理由を事細かに1つずつ挙げていきます。



1.あまりにも短い準備期間


まず、今回の流れとしては、さしす文庫は文学フリマ香川から文学フリマ大阪12に参加しました。
しかし、香川から大阪までの間隔があまりにも短かった……。

文学フリマ香川が開催されたのは7/28(日)で、文学フリマ大阪12が行われるのは9/8(日)。約1ヶ月です。
とはいえ、印刷所さんに入稿する締切は8/26でしたので、準備の期間は1ヶ月もありませんでした。


2.スケジュールが詰め込まれまくり

1.で挙げた通り、製作期間が1ヶ月足らずしかないので当然ですがスケジュールはとんでもないものになりました。

さしす文庫はこの文学フリマ大阪12が3度目のイベント参加だったということもあり、少しずつは慣れてきましたがまだまだ初心者です。色々とノウハウが足りません。
1度目の京都は10月に取り掛かりましたし、2度目の香川は4月に取り掛かりました。つまり、どちらも約3ヶ月をかけて作品を作っていました。

今回は1ヶ月。
もちろん大変にならないはずがないですね!!!


3.新刊を2冊も作った

1ヶ月しか制作期間がないのに新刊を2冊も作りました。

文学フリマ大阪12の新刊2作品

ですが、これには事情がありました。
1か月足らずしかないので、京都と香川で作った既刊のみを持って行って参加するという方法もありました。

しかし、先ほども書いた通りさしす文庫はまだまだ新米サークルです。

新刊を出して少しでもアピールしたい! ということで、新刊を作ることに決めました。何度も言っていますが1ヶ月しかないのにです。
そのため、どちらかが間に合わなくても1作は新刊を出せるように、と保険の意味もあって陸離なぎの『夏の終わりの逃避行』とはるはる主導の『先輩×後輩百合アンソロジー』の2作品の制作に取り掛かったというわけです。
(結果的には2作品とも完成してよかったです)

4.何故か6作品も収録した百合アンソロ

1ヶ月しかないって言ってるのにね!
3か月をかけて制作した香川の『家に帰ると電気が止まっていたアンソロジー』と同じ(文章量、ページ数は違いますが)6作品を収録しました。


しかし、こちらにも理由があります。
まず、こちらのアンソロには6作品収録されていますがそのうち4作品は、はるはるの作品です。
陸離なぎと雨隠日鳥にも書いてもらうよう頼んでいたのですが1ヶ月しかないので完成するか分かりませんでした。

できれば5作品は収録したいところ。
どちらかは完成させてくれるだろう、という見通しではるはるの4作品を収録したわけです。最悪、二人ともが完成しなくても4作品あればアンソロとしてギリギリ行けるか、というところでした。

5.表紙のイラストを描いて、デザインもした

当然、1ヶ月しかないので発注できません。
イラストレーターの方に怒られます。
というわけで自分で描いたわけですが大変でした。
百合アンソロということで2人描かなければいけませんでしたし、そもそも2人のイラストを描いたことがありませんでした。

そして、描いて終わりではありません。
デザインをしなければならず、その能力が皆無なので大変でした……。
本アンソロに収録している『神田でヱと』に登場する二人を書いたのですが、タイトルからもわかるように『神田でヱと』は舞台が明治時代のお話です。ということでキャラクターたちが着ているのは着物。
描いたことがなかったので苦戦しました。

しかも表紙だけでなく裏表紙も作らなければいけないのです。
キャラクターがいない分、デザインをしっかりしなければならず、そこのセンスが壊滅的なので大変でした。
「ダサいのは分かる。でもどうすれば良くなるのか分からない……」とこちらも苦戦しました。


6.編集作業もした

さしす文庫の作品は、主に陸離なぎが編集作業をしています。

しかし。
3.で挙げた通り、大阪12では新刊を2冊作りました。
その1つである『夏の終わりの逃避行』。今までの作品ですと、さしす文庫メンバーそれぞれが書いて収録したアンソロジーを作っていたのですが、『夏の終わりの逃避行』は陸離なぎの個人の作品となっています。

そのため、陸離なぎは陸離なぎで新刊を作らなくてはいけませんでした。
ですので、はるはる主導の『先輩×後輩百合アンソロジー』ははるはるが編集作業も行いました。
陸離なぎに色々とノウハウを教えてもらいながら夜の夜中も必死に行いました。
レイアウトやら配列やら文字の大きさ、ルビ、誤字脱字のチェック、奥付や目次のデザインなど、今までやってもらっていたので分かりませんでしたがこんなにも大変なのかと気づきました。


と、ここまで文学フリマ香川1から大阪12までに新刊を作って大変だった話を書いてきました。
これに関しては、さしす文庫1年目だったということもあって、多少無理をしてでも参加して露出を増やそうという方針だったためもあります。
大阪12を逃すと香川の次が年を越してしまう可能性もありましたので……。

今回の反省を活かして、でも達成できたことは自信にして。
今後は無理なく、日程に余裕をもって活動していきたいです。


さて。
さしす文庫が次に参加する文学フリマは、来年の2月9日(日)に行われる文学フリマ広島7となっています!

https://bunfree.net/event/hiroshima07/

新刊のアンソロジー作品を鋭意制作中ですので、当日はよろしくお願いします。
作品タイトルや表紙、収録作品、金額などは決定次第noteやXで投稿予定です!!!

いいなと思ったら応援しよう!