丹波篠山フィールドステーション

神戸大学と丹波篠山市との連携活動,研究・教育拠点です。農学部開講の「実践農学入門」「実…

丹波篠山フィールドステーション

神戸大学と丹波篠山市との連携活動,研究・教育拠点です。農学部開講の「実践農学入門」「実践農学」の現地コーディネート拠点でもあります。2022年度の「実践農学入門」「実践農学」の魅力をお届けします!

最近の記事

2023年度の実践農学入門は雲部地区!

2023年度が始まりました。神戸大学に入学した1回生も,これからはじまるキャンパスライフにドキドキワクワクだと思います。 主に1回生を対象とした実践農学入門(農学部の学生に限りません!)。 現地実習の第1回目で,地域の方々と一緒に田植えをする田んぼを見にいってきました。 昨年は黒豆を栽培していた農地です。丹波篠山では,連作障害を避け,高品質で高収量の黒豆のために,水稲と黒豆を1~2年のローテーションで交互に栽培します。 この田んぼがあるのは,雲部地区の佐貫谷(さぬきだに)と

    • 灰屋プロジェクトやります!

      • 2022年度 実践農学入門(農家に弟子入り初日)とオプショナルツアーの報告(6/11)

        第2回目の現地実習は,班別に農家に弟子入りする日でした。各班,お世話になる農家さんにお迎えいただいて,それぞれの活動をしました。 5月7日の第1回実習で田植えをした田んぼ,良い感じに育っています。泥に足を取られつつの手植えでしたが,ちゃんと列になっていましたよ。 ちょっと本数を植えすぎたかな?という部分もありましたが・・・(誰が植えたところかな?) 当日夜は,丹波篠山フィールドステーション駐在の清水が関わる市の「ワクワク農村未来プラン」のモデル地区のひとつ,小坂集落でホタ

        • 2022年度実践農学 カヤ場でビジネスを起こそうプロジェクト

          <本科目は,神戸大学2~4回生配当の授業です> 現地カウンターパートであるウチダケイスケさん(ランドスケープ/デザイナー)から最初にこのプロジェクトのお話をいただいたのは,2021年の9月でした。秋の入口にさしかかった季節,カヤ場を再生する予定の場所をご案内いただきました。 春先には,寝っ転がったら気持ちよさそうな草地です。様々な植物があり,山野草を薬草や食材として活用する方が「草摘み」に来る場所でもあるそうです。 茅葺き職人の相良さんが,どんなカヤ場にできるか,カヤの株

        2023年度の実践農学入門は雲部地区!

          2022年実践農学 楽市楽座プロジェクト

          <本科目は,神戸大学2~4回生配当の授業です> プロジェクトの一つ,「楽市楽座プロジェクト」のカウンターパートである,草山郷づくり協議会 企画部会のみなさんから,メッセージをいただきました。

          2022年実践農学 楽市楽座プロジェクト

          2022年実践農学入門~農家さんの取組紹介~

          いくつかの受け入れ農家さんは,ECサイトなどで販売したり,SNSでの情報発信をされています。受け入れ班がわかったら,サイトをのぞいてみるのもいいですね。 8班受け入れ 丹波篠山ファームMaegawa ・食べチョク https://www.tabechoku.com/producers/23990 ・farmO https://www.farm-o.net/suppliers/560 ・オンラインオーガニックマルシェお野菜キューピット https://0831qp10

          2022年実践農学入門~農家さんの取組紹介~

          2022実践農学入門~田植えの準備~

          4月上旬の今,地区では田植えの準備が進んでいます。田起こし,水入れ,畦の草刈り,畦塗り,荒代かき,代かき,苗の準備・・・ 水路を通って届けられる水は,上の田んぼから順に水を入れていきます。上の田んぼの人が畦をしっかり塗っていなくて水漏れさせたり水を使いすぎたりすると,下の田んぼの水が不足します。田んぼの水は地域の共有資源であり,循環利用する水です。だから農村では「お互い様」のココロで暮らしていく必要があるんですね。 実習で田植えをする予定の田んぼは,4月10日現在ではまだ

          2022実践農学入門~田植えの準備~

          2022実践農学入門~古市地区紹介~

          2022年度に受け入れをしてくださる古市(ふるいち)地区は,丹波篠山市の南西部に位置し,国道176号線沿いに南北に細長く広がる地区です。 15の集落から成り,今回はそのうち9つの集落の農家さんが受け入れをしてくださいます。地名の読み方も独特。古森→こうもり,不来坂→このさか,など。地名の由来もぜひ農家さんに訊いてみてください。 丹波篠山市内にある5つのJRの駅のうち,3つがこの古市地区にあります。いずれの農家さんも,駅から歩いて行けるところです(ということは,実習以外でも

          2022実践農学入門~古市地区紹介~

          2022年度実践農学入門の受け入れ農家さん紹介

          2022年度は,「古市(ふるいち)」地区の9軒の方に弟子入りします! 「まってま~す!」「お会いするのを楽しみにしています」と言って下さっている地区の皆さん。実習の初日は,5月7日(土)です!

          2022年度実践農学入門の受け入れ農家さん紹介

          2.履修者の声~実践農学入門の感想~

          これまでに実践農学入門を履修した学生の感想をききました。 ※感想と写真は直接は関係ありません。ただし写真はすべて過去の実践農学入門の中で撮影されたものです。 「農家さんと黒枝豆だけでなく色々な野菜を収穫・食べることができてよかった。」(農学部・応用植物学コース) 「1年を通して現場に赴いて農業の様子を学ぶことができ、楽しみながら座学だけでは分からないことを知れました。 応生コースは実験が多く、農地や山に入る授業が必修ではないからこそ、実践農学入門などを通して積極的にフィー

          2.履修者の声~実践農学入門の感想~

          4.丹波篠山にはおいしいものがたくさん

          有名な丹波篠山の黒豆。おせち料理などで良くあるつやつやに煮含めた黒豆をイメージするかもしれませんが,9月の黒豆の枝豆も絶品です。 あまり遠くまで出回らない,1ヶ月だけの限定の黒豆の枝豆。実践農学入門の履修生に是非食べてもらいたい!と地元の農家さんからの伝言です。 丹波篠山と言えば,栗も有名。今年度,実践農学入門の舞台となる西紀北地区には,栗を栽培している農家も多いです。秋の実習は,栗拾いもあるかもしれません。 栗にはいろいろな種類があります。また,大きくて甘い栗をたくさ

          4.丹波篠山にはおいしいものがたくさん

          1.丹波篠山で農を知る!実践農学入門へようこそ~3つの特色

          神戸大学農学部が開講する実践農学入門。「履修してみよっかな~」という皆さんに,授業の特色をお知らせします。 実践農学入門は、1回生配当の科目で、1年を通して現地実習6回と大学でのワークショップ3回の合計9回の授業があります。実習先は丹波篠山市。2022年度は,古市地区で9軒の農家に分かれて、グループで実習します。 (1)農家に弟子入り~農業体験~  4~6人ずつのグループで,1年を通して1軒のホスト農家さんにお世話になります。受入れをしてくださる方々が栽培している作物は

          1.丹波篠山で農を知る!実践農学入門へようこそ~3つの特色