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2022年度実践農学 カヤ場でビジネスを起こそうプロジェクト

<本科目は,神戸大学2~4回生配当の授業です>
現地カウンターパートであるウチダケイスケさん(ランドスケープ/デザイナー)から最初にこのプロジェクトのお話をいただいたのは,2021年の9月でした。秋の入口にさしかかった季節,カヤ場を再生する予定の場所をご案内いただきました。

日当たりのよい草地です
お月見をしたいね,という話もでました

春先には,寝っ転がったら気持ちよさそうな草地です。様々な植物があり,山野草を薬草や食材として活用する方が「草摘み」に来る場所でもあるそうです。

茅葺き職人の相良さんが,どんなカヤ場にできるか,カヤの株の状態などを確認しました。株分けでよいカヤ場になりそうとのこと。

屋根にカヤを使ったツリーハウスがすぐ近くにありました(残念ながら虫の駆除のための燻蒸で火事になり,今はありません)。このツリーハウスの再建も「カヤの利用」の夢の一つ。

このプロジェクトでは,茅葺き職人の相良育弥さんにもレクチャーをしていただきます。相良さんの活動はこちら(↓)からご覧ください。すてきな写真もたくさんあります。

また,ウチダさんと大谷さんが主催する「草やまの草むら」(丹波篠山の草山地域で、森や山で遊びながら、これからの衣食住を探求するサークル)については,FBページをご覧ください。
https://www.facebook.com/kusayamanokusamura/

ウチダケイスケさんに訊く!
「どんな学生に参加して欲しいですか?」
体を動かして汗をかきながら楽しみたいのが大好きな学生さん!

「このプロジェクトで,どんなことが学べますか?」
生態系を保全することと地域の歴史文化を再生すること、それが収益性を保って維持されていくことのバランス

「どんなアウトプットを期待していますか?」
単なる保全活動ではなく、事業化していく仕組みづくりを提案してほしい!


植物が好きな人,アウトドア活動が好きな人,キャンプ好きな人,伝統的な技術が知りたい人,地域資源を使った新しいビジネスを考えたい人,お待ちしています!!

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