2022実践農学入門~田植えの準備~
4月上旬の今,地区では田植えの準備が進んでいます。田起こし,水入れ,畦の草刈り,畦塗り,荒代かき,代かき,苗の準備・・・
水路を通って届けられる水は,上の田んぼから順に水を入れていきます。上の田んぼの人が畦をしっかり塗っていなくて水漏れさせたり水を使いすぎたりすると,下の田んぼの水が不足します。田んぼの水は地域の共有資源であり,循環利用する水です。だから農村では「お互い様」のココロで暮らしていく必要があるんですね。
実習で田植えをする予定の田んぼは,4月10日現在ではまだ水が入っていませんでした。ここ1週間ほど晴天が続いているので,来週の雨が待ち遠しいです。
田植えをした後,泥々になった手足は,すぐ隣の水路や川で洗ってください。この川は2面張り(河床はコンクリートではありません)なので,生きものもたくさんいます。夏はゲンジボタルも見られるそうです。
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