篠来たる 

【ご自宅の食卓から支える里山支援】兵庫県丹波篠山市より有機無農薬のお野菜と京都府由良川…

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【ご自宅の食卓から支える里山支援】兵庫県丹波篠山市より有機無農薬のお野菜と京都府由良川の源流の水を引いたお米のサブスク『篠来たる』です。お届けする野菜やお米の農家さんの想い、篠来たる開発メンバーの想い、支援していただく支援の報告を発信。ライターは広報担当の現役ママスタッフです。

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暮らしてみたらわかった!四季折々の景色を感じる丹波篠山

  兵庫県丹波篠山市。神戸から高速で約1時間に着いたこの地は、六甲山を超えたあたりから、どんどん景色が変わっていきます。 篠山口インターの出口の看板の文字を目にして、まず飛び込んできたのは、一面緑の田んぼ。到着してドアを開けると、稲の先が右に左と波のようにゆれて、さわさわと耳心地のよい風の音が聞こえます。それを囲む景色もまた緑。そびえたつようなビルがなく、向かってきた風が遠くまでながれていきました。 丹波篠山市を囲むのは500~800mの多紀連山や深山山地で、

    • 美しい源流ではぐくむひと粒の幸せが誕生するまでのお話。

      ここまで、里山の魅力と課題、さともんについてお送りしました。 今回は「さとえ~る便」がはじまるに至った背景について、代表にインタビュー。その内容をお送りします。 さとえ~る便のプロジェクトを思いついたきっかけは?「シンプルに、この美味しいお米と農家さんの想いをもっとたくさんの人に届けたいという気持ちからです。と言いますのも、うちは、農家から直接お米を買っています。それが驚くほどに美味しい。口にお箸を運ぶたびに感動するんです。ところが、スーパーで買ったお米を食べてみると、正直

      • 人と野生動物が共生する豊かな里地里山継承のために

        さともんについて さともんは、正式には「特定非営利活動法人 里地里山問題研究所」といいます。2015年に篠山市(現丹波篠山市) で設立されました。人口減少と高齢化に直面する農村社会の持続可能性向上を目指し、特に獣害問題に注力しています。この課題に対して多様な人材を動員し、野生動物との共生を促進する新しいモデルを丹波篠山市と共に開発し、全国へ拡大する活動を展開しています。また「さとやまカレッジ」という人材育成プログラムを通じて、農村課題の解決策を考案し実行する若手人材を育て、

        • 簡単に金額で表すことのできない切実な「被害」

          人口減少と高齢化。そこに襲い掛かる更なる被害。それは野生動物による被害です。 野生動物と聞けば、みなさんはどんな動物をイメージをするでしょうか。都市部に住んでいるときは「野生動物」と聞いても、「?」とあまり思いつきませんでした。馴染みがありません。篠山に住んでからも、私が思い浮かんだ野生動物はシカやイノシシだけでした。つまりジビエのことです。都市部ではなかなか食べられない珍しいお肉。江戸時代にはモミジやボタンと呼ばれ、丹波篠山の特産にもなっています。そして私は「野生動物は食

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          消えゆく日本の原風景 10年後に完全に消えてしまう場所がある事をご存じですか。

          たくさんの魅力がある丹波篠山市。その一方で大きな問題が一つあります。 それは、住民の「人口減少と高齢化」です。  大阪市は1㎢あたり12,216人(※1) 対して、丹波篠山市の人口密度は1㎢あたり114.6人(※2)  かなり人口密度が低いのが分かります。そして「65歳以上の人口が7%を超えた社会」を「高齢化社会」と定義され、21%以上で「超高齢化社会」になります。丹波篠山市の高齢化率はなんと28.50%。約3人に1人が65歳以上の社会なのです。 〈参考〉 ※1 大阪市公式

          消えゆく日本の原風景 10年後に完全に消えてしまう場所がある事をご存じですか。