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方法論よりなぜを考えた方がいい理由by佐々木譲崇

おはようございます。
花粉の時期に悩まなくていいと思った矢先に花粉症で寝不足になってしまった佐々木譲崇です。

最近入社してばかりのカイ(ポメラニアン似の新人)は方法ばかり学びたがっています。
カイは、スポーツトレーナーになるための専門学校に行っていたので、それなりにトレーニングのやり方の知識はあり、とても意欲的です。
ふと、彼はやり方を知っていても使いこなし方を知らないんじゃないかと思いました。

「今やっていたのって、こんな感じでやるんですか?」
「これって、ここ使うからめっちゃ良いですね!」
「こういう人には、こういうのやると良いんですね!」

いつもカイは、たくさんの質問をしてくれます。
でも、やり方やパターン化しようとする内容ばかり。
新人だから経験もないし、当たり前と思う人もいるかもしれませんが、そうではないんです。
これは、「なぜ」に対して考えていないから起きることだと僕は思います。

「そんなこと考えなくても良いだろう」と思う方は、きにしないでください。
あくまで僕の見解なので。

なぜが大事な理由

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せっかく誰かのためになるように学んだことが活かせないのは、「本当にもったいないな」と思います。

このもったいないをなくすためには、「どうしてそのようなことが起きていて、どうすれば改善できるのか」という順番で考えることだと思っています。

例えば、
「膝が痛い方からどうにかしてー」という方に対して、膝が痛いならこのストレッチをやったほうがいいよ。
という考え方ではなく、あなたの膝が正常な状態よりも内側にきていてももの内側が縮こまって、お尻が使えなくなっているので、ももの内側のストレッチとお尻のトレーニングをしたほうが良いよ。

このように、「なぜそうなっているのか」ということを考えて、その次にそれが「どういう状態のときにそれが起きるのか」ということを考えた上で、「何をしたら良いのか」を考える。

このプロセスを追うことで、大抵のことに対処できるようになります。
しかし、これだけでは少し不十分。
なぜなら、何を基準に考えれば良いのかがないから。
基準がなく考えてしまうと、膝が内側にきているのか外側にきているのかや、肩が上がっているのか下がっているのかがわからないという現象が起きます。

普段物事の良し悪しを決めているのも、自分自身や社会的など何かしらの基準を元に決定や推測をしています。
それは、身体を見る上でも同じことだと僕は思っています。
前回何をベースに考えるかということについて書いたのも基準を意識して欲しいからに他なりません。
前回の内容がきになるかたはこちらから↓

より多くの方が、自分自身で身体を健康にできてそれでもどうしようもなくなった時は、精一杯お力になりたいと思います。

では、私からは以上です。

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