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#デート

第八章 別れと決意 #03複雑な気持ちと懐かしさ

第八章 別れと決意 #03複雑な気持ちと懐かしさ

まぁ、ほんとに行くつもりで言ってるのかも分からないし、とりあえず「そうだね、ご飯行けたら行きましょう〜」と返信した。その後、しばらく返信はなく、何だよ!!と落ち込み、全く振り回されてばかりだ。

一週間後、「今週の土曜日空いてる?よかったら飯行きませんか〜?」と連絡がきた。おい!ほんとに行く気あったんかい!と心の中でツッコミつつ、喜んでいる自分がいた。自分を振ったことを許せない気持ちと、まだ少し好

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第七章 新たな日々 #03不穏な空気

第七章 新たな日々 #03不穏な空気

あれから、次いつ会えるかと連絡しても、「忙しいから」となかなか会ってもらえなかった。まぁでも、漫画の仕事が順調ってことだったら邪魔しちゃ悪いしなぁと、そこまで心配はしていなかった。ただ、早く会いたいなぁとは思っていたので、やっと会えることになった時は嬉しかった。

デートはいつも通り彼の家で。
会った瞬間、何か様子が違うなとは思った。何か言いたそうな、でもそれはいい事ではないなと直感的に分かった。

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