第7回 「プラネタリウム技術史講座」を受けて/「手乗り三球儀」をつくる
技術史を知ることの意味 突然ですが、みなさんは、いわゆる発明家がどのように「特許」をとっているかご存知でしょうか。国によって多少の差はあるものの、「いいアイディア」を思いついた発明者が、特許庁に自分のアイディアを説明する方法は、実は本質的に同じです。発明者は「三つのステップ」で特許庁に自分のアイディアを説明しています。(特許法上は「発明家」ではなく「発明者」という呼び方をされています)
(1) 自分のアイディアの元になった技術、「先行技術」を説明します。
(2) 先行技