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美術館を訪ねて/つくる旅

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各地の美術館を訪ねて、そこから着想を得たハンドメイド作品をつくって遊んでいます。
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#博物館

目次「美術館を訪ねて/つくる旅」

 記事が増えてきたため、目次を作成してみました。とりあえず以下のように分類しています。皆…

第15回 「USSコンスティチューション号」を訪ねて/「セイリング」を説明する

歴史的建造物を保護・再現する難しさ 歴史的建造物を訪ねることは、多くの人にとって旅の醍醐…

第14回 「町田市立博物館 東南アジア陶磁コレクション」を訪ねて/「江戸ガラスの振…

 町田市立博物館は、2019年の「町田市立博物館最終展―工芸美術の名品」をもって現在閉館中で…

第10回 「東京国立博物館 東洋館」を訪ねて/「紫檀木画槽『匙』」をつくる

博物館のあけぼの 博物館の起源は「驚異の部屋<ヴンダーカンマー>」にさかのぼると、西洋で…

第9回 「報国寺・竹の庭」を訪ねて/「青磁碗」をつくる

鎌倉のお寺 鎌倉というのは数ある日本の観光地の中でも、他と違う独特な雰囲気をもっています…

第8回 「氷川丸」を訪ねて/「新式日本図案の調味料入れ」をつくる

氷川丸が生まれた時代 港町、横浜には重要文化財に指定された二つの船があります。  一つは…

第7回 「プラネタリウム技術史講座」を受けて/「手乗り三球儀」をつくる

技術史を知ることの意味 突然ですが、みなさんは、いわゆる発明家がどのように「特許」をとっているかご存知でしょうか。国によって多少の差はあるものの、「いいアイディア」を思いついた発明者が、特許庁に自分のアイディアを説明する方法は、実は本質的に同じです。発明者は「三つのステップ」で特許庁に自分のアイディアを説明しています。(特許法上は「発明家」ではなく「発明者」という呼び方をされています)  (1) 自分のアイディアの元になった技術、「先行技術」を説明します。  (2) 先行技

第6回 「三渓園」を訪ねて/「蓮の花瓶」をつくる

コレクションすることの創造性 モノを集めるという行為は、現代の社会ではあまりクリエイティ…

第5回 「#映える風景を探して」展を訪ねて/「花鹿のステンシル」をつくる

版画のもつ多面性 西洋の美術史において、絵画・彫刻のような「純粋芸術」と、いわゆる工芸の…

第4回 「絵画のドレス|ドレスの絵画」展を訪ねて/「キラキラのハットピン」をつく…

異文化人の横顔が見えるとき  時間や空間を隔てた異文化を知りたいと思ったとき、私はまず、…

第3回 「日本民藝館 西館」を訪ねて/「柳ファブリックのパネル」をつくる

民芸について話すむずかしさ 人が未だ名づけることに成功していない感情というのがあると思い…

第2回 「世界のカバン博物館」を訪ねて/「ウルトラシンプル茶箱」を組む

博物館の基本情報 今回訪ねた美術館は、「世界のカバン博物館」です。ビジネスバックでおなじ…

第1回 「岡本太郎記念館」を訪ねて/「犬の植木鉢」をつくる

ごあいさつ 美術館を楽しむコツとして、「どれか一つ買うつもりで見て回ると、面白いよ」とい…