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溺れそうなおじさんクロールをマシにする3つのコツ

競泳経験がないおじさんが体育の授業の知識だけでクロールを泳ぐと、バタ足は飛沫を上げ、必死の形相でもがくも全然進まず、25メートルでも息が上がってしまうことがあるかと思います。私もプールで練習を開始したときあまりの不格好に恥ずかしくなりました。

クロールのコツの情報が多すぎて何をすればいいのかわからん…ということもあるかと思うので、この見るからに溺れそうな泳ぎから、多少マシになるポイントを私の経験から3つに絞りこんで整理してみました。溺れそうなおじさん=過去の私、マシ=今の私です。

1.腹式呼吸

溺れそうなおじさんは、沈まないために100メートル走のような無酸素運動でもがきがちなので、腹式呼吸でリラックスしながら空気をたくさん吸って吐くようにします。これは他のコツとは独立して練習でき、また呼吸が楽になり浮力も増すので特におすすめです。

2.プルブイ+キャッチアップ

溺れそうなおじさんは、ほとんどのケースで腰が落ちて水の抵抗が増しているので、プルブイで下半身を浮かせて水平姿勢に矯正しつつ、キックなしのクロールを練習します。
また、溺れそうなおじさんはストライドがじたばたしがちなので、前に伸ばした手に手が追いつくまで待つ(キャッチアップ)する、ゆっくりと丁寧なストライドを心がけます。リラックスしつつ肘をちょっと曲げたりしながら力みやすくよくかけるポイントを探してみてください。慣れたらキャッチアップするよりやや早くストライドするようにします。

3.2ビートキック

溺れそうなおじさんはバタ足をしすぎです。一かき一けりのツービートキックをマスターしましょう。コツとしてはバタ足をゆっくりやるというより、ドルフィンキックを片足ずつに分離する意識をするとやりやすいと思います。キックの回数が減ってリラックスできます。

以上が3つのコツになります。もちろん、水泳は奥が深く上達するためのコツは多くあり、また理想のフォームも諸説あります。なので、専門的に学びたい場合はスクールやコーチから学ぶことをおすすめします。とはいえまだ本格的にスイムをやる気はないものの、溺れそうなクロールをどうにかしたいおじさんの最初のとっかかりとして、参考にしていただければと思います。

#トライアスロン #オープンウォータースイム #ロードバイク #マラソン #ランニング #おじさん

参考文献


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