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二日酔いにならなかった日の行動から、お酒の飲み方について考える。

「晩酌セットひとつ〜。カタで」

もうすぐ日を跨ごうかという夜の11時。私はアルコールでタプタプのお腹を抱え、ラーメン屋の暖簾をくぐった。いや? 暖簾はなかった。雰囲気で書いてはいけない。暖簾はくぐらずにガラガラと引き戸を開ける。いや、引き戸だったかも覚えていない。記憶はすべて闇の中だ。なぜなら、酔っ払いはそんな細かいところまで覚えてはいないのだから。

その日は、職場の飲み会だった。
職場で仲のいい友人がお誕生日を迎えたということで、誕生日祝いを兼ねて呑みに行こうという話になった。個人的なお祝いだったから、職場全体で飲むということでもなく、珍しい面子を誘って呑みに行ってみようということになった。

その中には真面目な好青年と思われる20代男子が数名いた。いつもは好感度高めな爽やかな青年たちなのだが、その日は仕事中の好青年の仮面を剥いだのか、一軒目の店を出た瞬間にみなタバコを吸い始め、下ネタも大歓迎といった様子だった。そのおかげもありノミハラにならずにフランクに話すことができたと思う。

女子は闇が深いと思っていたが、男子も色々あるのだな、とおばちゃんは彼らと呑んでしみじみ思った。しかし、みんないい子たちで、おばちゃんがラーメンを食べたいと言ったら、終電などの影響を受けない子が〆のラーメンに付き合ってくれた。20代の男性を男子やいい子と呼ぶのは昨今の世の中ではNG行為かもしれないが、何と呼ぶのが正解なのかいまいちよくわかっていない。正解があれば是正していくのでアドバイスください。調べるのはめんどくさいんです。ごめんなさい。

一軒目で美味しい焼き鳥を食べて、二軒目で適度に追いアルコールを摂取し、三件目にラーメン屋に入るという王道の金曜日の夜の過ごし方をした。カラオケという選択肢もあったにはあったが、その日の私はどうしてもラーメンが食べたかった。家で食べるラーメンじゃなくて、お店のとんこつラーメン。

入りたいお店は満員だったり、すでに店じまいをしていたので、適当に店に入る。すんなり席に座り、私たちはラーメンと餃子のセットとビールを頼んだ。おばちゃん二人は普通のサイズのラーメンを頼んだのに、若者は半ラーメンだった。どうりでみんな痩せてるはずだよ。どうりでおばちゃんは太るはずだよ。こういうところだな。胃袋の鍛え方が違うのだ。きっとおばちゃんたちが長生きする要因はここにある気がする。胃袋の丈夫さ。どれだけ食べても堪えない胃袋は、多少のストレスでキリキリと痛んだりしないのだ。

すでにアルコールを十二分に飲んではいたが、その日はしっかり飲む前に飲むべきヘパリーゼを摂取していたので、まだまだ余裕。ここでもビールを呑む。出てきたビールジョッキのグラスには、霜がついてた。久しぶりにこんなに冷えたジョッキを手に持ったなぁと感動すら覚える。

適当に入ったので全く味は期待していなかったのだが、ラーメンは美味しかった。細麺のノーマルなとんこつラーメン。こういうのが食べたかった!奇をてらったものではなくて、普通のやつ。ただいま、みたいな。ほっとする味。

元気にラーメンを食べて会計を済ませ、タクシーを拾って家に帰った。その日の私は優等生で、12時前に帰宅。まだ次男がリビングでゲームをしている時間だった。帰宅後、タクシーに乗り込む前に買っておいた砂糖入りのコーラを飲み干して、風呂に入り就寝。

翌朝、6時に起床。二日酔いもなく、元気に犬の散歩に行き、家事をこなすことができた。

このことから、二日酔いにならなかった理由について考えてみたい。普段食べない〆のラーメンのような気がしているがどうだろうか。

二日酔いになる日の行動パターン
◎ ヘパリーゼを飲む
◎ 0次会と称して飲む前に飲む
◎ 酒飲みたちと飲む
◎ 焼酎をボトルで入れる
◎ あまり食べない
◎ 焼酎を自分で割るから濃さがよくわからない
◎ 二軒目、三軒目と酒を飲む

二日酔いにならなかった日の行動パターン
◎ ヘパリーゼを飲む
◎ 0次会には行かない(割と早い時間に一次会が始まる)
◎ 酒飲みも酒を飲まない人もいる
◎ 飲み放題で飲む
◎ コース料理などを頼みしっかり食べる
◎ 飲み物をビール系に統一する
(間にビールとジュースを混ぜたお酒を飲む)
◎ 〆のラーメンを食べる
◎ 糖入りの飲み物を飲む

上記のことから、ポイントは

☑️ ヘパリーゼを飲む
☑️ 飲みすぎない
☑️ ちゃんと食べる
☑️ 糖分を摂取

という当たり前のことを改めて思い出した。
とはいえ、飲んでいたらこういうことを忘れさせてしまうのがお酒の怖いところ。

お酒は美味しいし楽しいけれど、二日酔いは最低に嫌な気分になる。二日酔いをせずに飲める大人になりたい。今回この記事を書くために、色々ノウハウ的なものを調べて記事に書いてみようかとも思ったけど、そんなものはこの世にたくさん溢れていたし、綺麗にまとめられているものもたくさんあるので、私が書く必要はないなと思い直した。

上記の記事が、フォントとデザインが好きだったので、記録用に貼っておく。個人的にはヘパリーゼを飲むこと(ウコンは継続して飲まないと意味がないらしく、ドーピングするならヘパリーゼが手っ取り早いと実感している)。そしてちゃんと食べながら飲むこと。大まかに飲んでる杯数がわかるくらいのレベルで飲むのが一番いいかなと思っている。

最後にコーラとラムネで糖分補給。

お酒もちゃんぽんをしたりボトルで入れたりすると自分の許容量を超えて飲んでしまうので、ビールならビールと決めておきたいところ。ビールならシャンディガフと交互に飲めば、実際のビールの摂取量は減ってるし糖分入りの飲み物も飲めるので、効率的なような気がしている。

チェイサーは好きじゃない。

酒を飲みにきて酒以外の飲み物はあまり飲みたくない。こんなことを言ってるから二日酔いになるんだということは把握してるけど、楽しく大量に飲める方法をこれからも模索していきたい。肝臓を鍛える方法があればいいんだけど。






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