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どんな仕事にも即効で活きる本5選|在宅期間中にコソ練しよう

こんにちは、さるこじといいます。

在宅勤務の期間は、自由な時間も多く一から新しいことを始めるのにはうってつけの期間です。
実際私も、
・朝5時起き
・noteでのアウトプット
・筋トレ
をこの在宅勤務の間に習慣化できました。

もし、「4月からずっとダラダラしていて、何もしてないなあ」という方がいれば、ベタですがまずは読書から始めませんか。

ビジネス書を読んでも実際仕事ではあまり使えない、と思っている方も多いかもしれませんが、それは
・読む本
・読み方

が悪い場合がほとんどです。

キャッチーなタイトルに惹かれて買ったけど中身が薄い、超有名な古典的名著で読んでみたけど難しいし抽象的でよくわからないなどなど。

そこで私がこれまで読んできた本の中で、難しすぎず、かつ仕事に即効で活きる読書を始めるにはうってつけの5冊を紹介します。

また、読み方については別の投稿で詳しく書きますが
・読みながら気になった部分には線を引き、
・線を引いた部分を集めたメモを作り、
・毎日見返しながら仕事中にアウトプットしてみる

ことをぜひ実践してみてください。

①具体と抽象|全ての仕事の基礎となる考え方

目的:
「具体」と「抽象」という概念を理解し、仕事の中で「具体」と「抽象」を行き来出来るようになる。

本の説明:
不思議な猫の4コマ漫画が挟まりながら展開されますが、中身はいたってまじめです。(漫画も意外に理解の手助けになります。)
「具体的」「抽象的」とはどういうことか、「抽象化」することがなぜ必要か、がわかります。
別の投稿でも具体と抽象については書いているのですが、
手段⇔目的、根拠⇔結論、結果⇔原因などはすべて具体と抽象の関係になっており、これを理解すると
・何事も原因を深堀りして考えるようになる
・手段の目的化が避けられる
・自分の意見を言うとき自然と根拠を考えるようになる
など仕事において大きなメリットがたくさん生じます。

具体と抽象を意識すると、本当に世界の見え方が変わります。
5冊紹介していますが、時間がなければこの1冊だけでも読んでみてください。

仕事での応用例:
顧客から「こうしたい」という具体的な要望が来たときに、そもそもの「目的」を考えるようになり、より深い提案ができる。
会議の「目的」を考えるようになり、議論が脱線したときに話を戻すことができる。

より、理解を深めたい方は、同じ作者のこちらもおすすめです。

②メモの魔力|具体と抽象の実践編

目的:
「具体」と「抽象」を行き来するための具体的な手段を身に着ける。

本の説明:
「具体のメモ」→「抽象化」→「転用」という3段階で考えるためのメモの取り方について、具体的に教えてくれる本です。
①の「具体」と「抽象」を読んだ後に読むと、どうやって「抽象化」して考えれば良いか、実践的な方法論がわかります。
・どんな時にメモを取るべきか
・抽象化のコツ
・メモの書き方
まで丁寧に書かれているので、本の通りに実践すれば抽象化する力が飛躍的に高まります。

仕事での応用例:
ヒット商品が「なぜ売れているか」を考えるようになり、マーケティングの知識が増える。
失敗をしたときに「なぜ失敗したか」を考えるようになり、失敗を教訓としてストックできるようになる。

③図解 鬼速PDCA|

目的:
目標設定と、達成までの道筋を自分で描けるようになる。

本の説明:
ゴールの設定の仕方から、課題の洗い出し、Todoへの落とし込み方、振り返りの仕方まで、PDCAを高速で回して効率よく成果を上げていくための方法論が非常に具体的に、かつ詳細に説明されています。

とはいえ正直、いきなりすべてを実践するのは難しいと思うので、
・KGIとKPIを設定する
・実行したことを記録する
・振り返りを行う

の三点だけでも実施してみてください。

簡易的なPDCAの回し方については、こちらの投稿で紹介していますのでぜひ参考にしてください。

仕事での応用例:
予算達成までの具体的な計画を立てることができる。
振り返りの習慣が身につき、改善できるようになる。

④頭がいい人の「論理思考」の磨き方|論理的なコミュニケーションを身に着ける

目的:
ロジカルシンキングを基にした、相手に伝わるコミュニケーションがとれるようになる。

本の説明:
帰納法、演繹法からMECE、「So What?」「True?」までロジカルシンキングに必要な基礎知識から、それをどうやって実務に活かすのかまで体系的に説明されています。
ロジカルシンキングの全体像をつかむのには最適な一冊だと思います。

私はロジカルシンキングはコミュニケーションのツールだと考えています。
ロジカルシンキングを身に着けることで、自分の意見を理路整然とわかりやすく伝えることができるようになります。

仕事での応用例:
自分の提案に説得力を持たせる。
客観的に正しい意見かどうか判断できるようになる。

⑤ノヤン先生のマーケティング学|マーケティングのエッセンスを学ぶ

目的:
マーケティング部門だけでなく、様々な職種で活きるマーケティングの考え方・歴史を学ぶ。

本の説明:
マーケティングというと、【4P】【SWOT分析】など、フレームワークを思い浮かべる方や、広告運用を思い浮かべる方が多いのではないかと思います。
しかし、マーケティングの本質は「誰に、何を、どうやって届けるか」を考えることです。
ほとんどの仕事には相手がいて、その相手に商品やサービス、情報を届けることが必要になります。
例えば採用担当の場合、採用したい人物像になるべく近い人たちに、その人たちが応募したくなるような情報を、効率よく届ける、ということを考える必要があります。
そう考えると、マーケティングの応用範囲は非常に広く、ほぼすべての職種に必要な考え方ではないでしょうか。

本書は、マーケティングに必要な基礎的な考え方を歴史的な側面や、実際の事例を交えてわかりやすく説明しています。

元々ブログだったものを書籍化したもので、フクロウのノヤン先生がマーケティングについて講義をする、という形式で書かれており、「~じゃ。」「~じゃよ。」と語尾がなっているのが読みにくい、という口コミもありますが、すぐに気にならなくなります。

仕事での応用例:
顧客視点で仕事を考えるようになる。

以上5冊を紹介しました。
5冊買っても1万円を超えませんし、1日1時間で、2週間もあれば読み切れる量です。
気になった本からで良いので、ぜひ今日から読書を始めてみてください!!

では。


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