組織開発SaaSの会社が自社のVALUE浸透のために全部署ごちゃまぜのプロジェクトチームを作った理由
こんにちは!
ourly株式会社の小猿(@dai_sarukoji)といいます。
インサイドセールスのわたしがVALUE浸透について偉そうに語る理由
いつもはインサイドセールスについての記事を書いているのですが、今日は「VALUE浸透」について書きます!
ourlyは社内広報を通じて社内コミュニケーション活性化、エンゲージメント向上を実現するためのプロダクトなのですが、
「じゃあそういうourlyさんはエンゲージメント向上のためにどんな取り組みしてるのよ?」
が気になると思います。(なりますよね??)
ourlyには「ourly hack」という有志のプロジェクトチームがあり、
このチームが社内コミュニケーション、エンゲージメント向上を自社プロダクトを使って実現するために日々活動しており、私もこのチームの一員です。
この記事ではエンゲージメント向上施策の中でも現在最も力をいれているVALUE浸透について、施策を大公開します!
ちなみにourlyがどんなVALUEを定めているのかは我らがCEO、坂本さんの記事を御覧ください!
なんでプロジェクトチームでやってるの?
本来は、VALUE浸透などの組織開発的なプロジェクトはHR系の部署が持つのが一般的だと思いますが、ourlyはスタートアップでHRもまだ1人しかおらず、メンバーを増やしていくための採用の優先順位が高いため、重要だけど緊急ではない第二領域的なVALUEの浸透には、HR単体では取り組みきれないのが現状です。
(個人の第二領域に意識的に取り組むためのnoteは新卒2年目でマネージャーに昇進した乗松さんが書いた記事をご参照ください。本記事にはあまり関係ない内容ですがサムネ画像が好きなのでリンク貼りましたw)
また、自社で活用の実験をしていかないとそもそもお客さんの支援なんかできないよね!ということもあり、まずは自社がourlyを一番上手に使っている状態を色んな人のアイデアを集めながら作ろうという意図もあります。
何よりプロジェクトとしてやっているからこそ、マーケ、インサイドセールス、フィールドセールス、カスタマーサクセス、エンジニア、HR、コーポレートのすべての部門から有志が集まり組織におけるちょっとしたひずみ、不満、不安をいち早くキャッチすることができ、素早く改善に繋げられることが可能です。
ちなみに総監督は、HRでもなく、組織開発支援をしているカスタマーサクセスチームでもなく、なんとエンジニアのメンバーがやっています!!
弊社のお客さんでは社内報運用をプロジェクトチームでやることで、他の部署との繋がりができる・経営陣の考え方に直で触れる機会になる、ということで期待の若手の方の登竜門的立ち位置になっている企業もあります。
VALUE浸透ってどうやって進めるの?
こちらの画像はリクルートマネジメントソリューションズさんのページから引用したもので、元々はVISION浸透のプロセスを書いたものですが、普段ourlyが提案しているものとも近しくVALUE浸透と考えても納得感があったので、こちらをもとに最終は成果につなげるために理解〜実践を少しずつ進めるための取り組みをしています。
さらにourlyでは、より浸透度を定量的に測れるようにVALUEの浸透度をより細かく9つのレベルに分解しました。
そして、半月に一回、アンケートを取り、自分自身がどのレベルなのか自己判定してもらっています。
(このアンケートの結果は人事評価に反映しないことをメンバーには明言しており、自身の状況を正直に答えてもらえる土壌作りを心がけています。)
実際の施策は何やってる?
アンケートではVALUEの自身への浸透度を自己評価してもらうだけでなく、実際にVALUEに沿ったアクションがあった場合にはそのエピソードを記入してもらっています。(自薦・他薦問わず)
そしてそのエピソードで登場した方にインタビューをしてより詳細を深掘り、社内報で発信をしています。
その他、
・週次の全体定例で、「今週VALUE体現してたな〜」って人を表彰する
・slackのVALUEスタンプ作る→使われた数を集計する
などなど、様々な施策を計画・実行しています。
などなど、細かいですが常にVALUEについて考えてもらえるような施策を打っています!
VALUEがしっかりある会社で一体感を持って働きたい、VALUEの浸透から関わっていきたいという方、HRの相原と気軽にお話ししてみませんか。
(小猿と話してみたい、という奇特な方はXなどでDMくださいませ!)
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