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子供にママが怖かったとカミングアウトされたお話

この春年長さんになった、我が家の次女、咲ちゃんのお話です。

昨日の夜、咲ちゃんと昔のお話をしていた時に、「たんぽぽ組さん(年少)のとき、ママが怒ってて怖かった」とカミングアウトされました。


咲ちゃんが年少さんというと、今から2年前。

まだ、私自身、自分と向き合うことをしていなかったとき。

咲ちゃんにそう言われても、正直、全然不思議じゃありませんでした。


2年前の私は、
本当によくイライラしていたし
不機嫌な姿もたくさん子供たちに見せてきました。

それこそ、自分の都合や機嫌に合わせて、子供たちに感情的に怒ってしまったこともよくありました。


暴力を振るうまではいかなくても、子供たちの心にたくさんの傷を負わせてしまった自覚はあるし、あの時のことを思うと、本当に今でも胸が痛くなるくらい、子供たちには申し訳ない育児を平気でしてきました。


だから、咲ちゃんに、「ママが怖かった」そう言われた時も、「そうだよね。ママ怖かったね。本当にごめんね」と心の底から謝るしかありませんでした。

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年少さんというと、咲ちゃんはまだ3歳。
正直、3歳から記憶があるというだけで、もっと小さな頃から、咲ちゃんはママのことを怖いと思っていたと思うし、ママに愛されていないかもしれない・・・そんな不安も感じていたと思います。


謝ったところで、許されないことだと自覚はしています。


ただ、過去に戻ることはもうできない。
もしできるのなら、もう一度、咲ちゃんが生まれたあの瞬間からやり直したい。
そう思うけど、それは絶対に叶うことはない。


だから、私にできることは、ただ一つ。
今の咲ちゃんを、全力で愛す!!
もう、怖い思いは絶対にさせない。 



そのために私ができることは、たくさん抱きしめて、たくさん愛の言葉を伝える・・・ではなくて



私自身が、幸せに生きること。これ一択!(*´꒳`*)

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過去の私が、どうして幸せにご機嫌に生きることができなかったのか?というと

ここでも何度か書いていますが、とにかく冷たく怖い世界に住んでいたから。


冷たく怖い世界というのは、簡単にいうと
「ありのままの私では生きていけない。」そう思って生きていたということ。

ありのままの自分で生きていけるほど、この世は優しくあたたかな世界ではないと思っていました。

ありのままの自分で生きていけるほど、この世は甘くゆるい世界ではないと思っていました。

ありのままの自分では、絶対に受け入れてもらえない。
この世は、とても怖くてとても厳しい世界だと思っていました。


だから、子供たちも、
このままではきっと、この世界に受け入れてもらいないに決まっている。

だって、この私が産んだ子なのだから・・・


ありのままの自分で、堂々と生きることのできない私は、
そんなダメな自分から生まれた子供たちのことを
そんなダメな自分が育てる子供たちの将来や人生のことが、とにかく不安で不安で仕方がなかったのです。


特に、次女の咲ちゃんは、長女の花ちゃんに比べると、私にすごく似ていました。


長女の花ちゃんは、どちらかといえば旦那似。


旦那は自己肯定感が高いタイプで、そんな旦那に似ている花ちゃんの将来のことは、あまり心配になりませんでした。
(旦那の自己肯定感が高くても、私の自己肯定感が低い時点で、花ちゃんも将来自己肯定感が低くなる可能性は高かったんですけどね。笑)


それに比べて、次女の咲ちゃんは、天真爛漫でとても可愛いんだけれど、自由奔放で喜怒哀楽が激しく、自己主張強めでわがままで、私にそっくりなタイプ。


今思えば、咲ちゃんは、ただただ子供らしい子供なだけだったんですけどね。

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でも、旦那にも、「咲ちゃんは、さおりにそっくり!!」とよく言われていたこともあって、こんな私に似てしまったなんて。。。咲ちゃんも私のように生き辛い人生を送ってしまうかもしれない。。。それだけは絶対に嫌!咲ちゃんには、幸せに生きてほしい!!
そんな思いが強くなることで、咲ちゃんにはつい厳しくしてしまいました。


私は、自分という存在を否定していました。
私なんか生きる価値ないとも思っていました。
私が、ありのままで生きるなんて、絶対許されない。そう思っていました。


そんな私の育児は
咲ちゃんに対して、言葉がキツくなるとか、態度がキツくなるとか、そんなことよりも
咲ちゃんに「あなたはそのままではダメなのよ!」という強烈なメッセージを、日々浴びせ続けてしまっていたんです。


そして、咲ちゃんは思うのです。
私はママに愛されていない。
ママは私のこと嫌いなんだ。と。

(実際、これは、私が自分と向き合い変わり始めた頃に、咲ちゃんによく言われるようになった言葉の一つでもあります。)


でも、私が、咲ちゃんを愛していないなんて、そんなはずなかった。
咲ちゃんのことは、可愛くて可愛くて仕方がなくて、
大好きで大切で、本当に目の中に入れても痛くないってこういうことなんだなぁと思うくらい、咲ちゃんを愛情いっぱい育てていたつもりだったんです。

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でも、
咲ちゃんに伝わっていたのは、そんな私の愛ではなくて
私の中にある、怖い価値観と怖い世界観だけだった。



私の中にあった、「ありのままの自分では生きていけない。」そんな、怖い価値観が、そのまま咲ちゃんに伝わってしまっていただけだったんです。


もしあのまま、自分と向き合うことをせずに
「ありのままの自分では生きていけない」そんな怖い価値観や世界観を持ったまま育児を続けていたら


おそらく、咲ちゃんだけではなく、花ちゃんも、「私はありのままでは生きていけない」そんな怖い価値観を、私から受け継ぎ、二人ともとても苦しく辛い人生を送っていただろうと思うと、ゾッとします。


ありのままの自分でオッケー♡


自分に対して、そう思って生きることができる様になったとき、子供達のありのままも、まるっと認めることができるようになりました。


結果、ありのままの子供達にかける声かけ、表情、態度、行動もろもろ、いろんな場面で『あなたはそのままでオッケーよ(*´꒳`*)』というメッセージを届けることができるようになったと思います。


その頃から、咲ちゃんに、

『ママは咲ちゃんが好きじゃないんだ!』と言われることがなくなってきたので。


子供に、
自由で、楽しく、幸せに生きてほしいと思うのなら

ママ自身が、自由で、楽しく、幸せに生きるしかない。



自由で、楽しく、幸せな世界とは


地位や名誉を得られる世界でも
たくさんのお金に恵まれる世界でもない。


ただただ、
ありのままの私で生きていていい♡
そう自信を持って言える世界。


そんな世界のことを、いうのだと私は思っています♡


そして、そんな世界は、自分で作ることが可能なのです!
むしろ、自分にしか作れない!



そりゃ、一瞬で、魔法のように叶うことではないです。
私も、ここに来るまでに少なくとも1年5ヶ月はかかっています。

時に苦しくて、辛い気持ちになることもありました。


でも
私たちは、皆、自分で自分のことを幸せにできる力を持っている。といことを実感できました。


なぜなら私たちは、
今幸せになれない理由を、ちゃんと自分が知っているし
どうしたら幸せに生きていけるのか?の答えも、ちゃんと自分が知っているのだから。


だから、あとは本当に自分と向き合うだけなんです。。

やるかやらないか。

本当にただこれだけ。

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私は、これからも、もっともっと自分で自分を幸せにしていきます♡


だって、子供たちともっともっとたくさん笑って生きたい

子供達には、私以上に幸せに生きてほしい

子供たちが、『自分に生まれてよかった♡』そう思って生きていくためには


私自身が幸せに生きて、私に生まれた事に喜びを感じながら生きる、そんな姿を子供たちに見せる以外に方法はないのだから♡(*´-`)

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