マガジンのカバー画像

イギリスの大学院で博士号

10
まったくコンピュテーショナルなバックグラウンドがない機械音痴の医学部生が、生物情報とシステム生物学で博士号を取りたいと思って頑張るお話。 ケンブリッジ大学医学部の研究者養成コー…
運営しているクリエイター

#博士号

研究室選び

研究室選び

どのラボで博士号をするかという問題について、たくさんの人に連絡を取って、いろいろな話を聞きました。人によってどれを優先するべきかのアドバイスが全く異なり、考え始めると本当に難しいと思います。最終的には悔いのない選択ができたと思っていますが、途中何度も放棄したくなりました。

具体的な私自身の話はさておき、まずはその中でもらったラボ選びのアドバイスを箇条書きにしたいと思います。

1.研究テーマの面

もっとみる
ほんとうに研究者になっていいのかという葛藤と、自分に合った研究分野を見つけるまで(3)

ほんとうに研究者になっていいのかという葛藤と、自分に合った研究分野を見つけるまで(3)

(1)はこちら

(2)はこちら

MBPhDの合格通知をもらって周りの自分に対する目がガラッと変わったことに気づきました。絶対に受からないだろうと思っていたであろう進路相談の先生からおめでとうのメールが届き、先生方はキャリア志向の優秀な生徒として見ているような幹事でした。友人から色々聞かれることも増えました。私自身は何も変わっていないので、すごく変な気分でした。

夏のインターンでは、肥満症を神

もっとみる
博士号1年目 前半

博士号1年目 前半

博士号を始めて今日で公式に6か月がたった。そういう区切りで少しこれまでの振り返りと、これからの目標について語りたいなと思う。

10月主にプログラミングの基礎トレーニングと、ダウンロードできるデータを使ったシングルセル解析に取り組む。

11月初めてのデータが入ってきたのでそれの解析を行う。引き続きコンピュテーショナルなラボのトレーニング(bash, R coding, github, etc.)

もっとみる