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【10/29thu】【募集】『みえないものとみえるもの』をテーマにオンラインブックトーク

今年ももう終わりますね。早かった。まだ終わってないけど早かった。4月に出版された『渡り鳥』はおかげさまでいろんな方のもとへ飛び立っていっているようです。閏年にしか販売しないと決めた渡り鳥。次に本屋さんに訪れるのは4年後の2024年です。(随分先だなぁと思いながらもあっというまにやってきそうですね)

閏年にしか本屋に並ばない『渡り鳥』という本


見えていないものが、ちゃんと存在する そう思うと安心できるものって他にもあるかもしれません しんどくて辛い日だって、これが世の中のすべてなら まるでやる気を失いますが 見えているものがすべてじゃない"
人の感じられるもののちっぽけさと、それでもふとしたタイミングにそれらとめぐり合うことのできる可能性で 少し希望がある、と思えるかもしれません ── 『渡り鳥』より

                        ── 『渡り鳥』より


閏年は、「季節と暦のズレ」という、普段は見えない小さな時間が積み重なって、1日という時間になってあらわれてくる年。そういった、「見えないけれど、あるもの」への思いを大切にするために、さりげなくは『渡り鳥』を出版しました。

出版すると思ってもみなかった解釈や、書店や読者それぞれの想いを聞くことが増え、嬉しいと同時に面白い本だなぁと気づくこともしばしば。

わずか8pの本ですが、開くたびに、渡り鳥の言葉にはっとさせられます。

そして、そんないろんな解釈や考えを聞く機会を作りたいと想い、京都岡崎蔦屋書店さんとともにブックトークイベントをオンラインで開催することにしました。

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テーマは、みえないものとみえるもののあわいをおもう。

著者の岩谷さん、京都岡崎蔦屋書店の書店員の西川さん、鵜飼さん、そして弊社の稲垣。4人で、それぞれの視点から『みえないものとみえるもののあわいをおもう』をテーマに日常と交差するような本たちのトークをしていきます。

①みえないものとみえるもののあわいを想う本
②なんども繰り返し読みたくなる小説
③お風呂につかりながら読みたいエッセイ

以前、本を読む時間は、私の場合は移動中でした。電車にゆられながら本を読む時間は、生活の中でも特に気に入っていた時間。移動が少なくなり、本を読む時間が減ってきたなぁと。でも待てよ、日々の過ごし方がかわっても、みえないものを想いながら、本にどっぷりつかる時間は生活の中に実は、たらふくありそう。そんなことも渡り鳥を読みながら、時間の流れを想い、気が付いたことでした。生活の断片にみえないものとみえるものを想うブックトークを今回していきたいなぁと思っています。

オンラインブックトークのお申し込みはこちらから

上記リンクからクリックして、お申し込みいただけます。見逃し配信もありです。

●コース1
書籍『渡り鳥』+イベント限定『渡り鳥』タトゥーシール+イベント参加費 3300円

●コース2
イベント限定『渡り鳥』タトゥーシール+イベント参加費 1100円

●コース3
イベント参加費 550円

実は、●コース1と●コース2に、岩谷さんのブランドopnnerの渡り鳥のオリジナルタトゥシールがセットでついてきます。販売の予定は今のところありません。めちゃめちゃ可愛いので画像でお知らせすれば簡単なのですが、すみません。届いてからのお楽しみにしたいです。

まだまだ募集中なので、ぜひともご参加お待ちしております。

『一部、みえないものとみえるもののあわいを想う本を紹介』

京都岡崎蔦屋書店では、渡り鳥の著者岩谷さんのオリジナルブックカバーとともに販売しています。よかったらぜひ。

京都岡崎蔦屋書店 鵜飼さんの選書

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『やってくる』郡司ペギオ幸夫 /著  医学書院

目に見えないものを、思考するということ
世の中には、幽霊の話や死後の世界、妖怪やオカルトまで、目に見えないものについての話題が事欠かない。この本は、なぜ目に見えないものを考えることができるのかを「天然知能」という文脈で解きほぐす。今日もやつらがやってくる!

▼京都岡崎蔦屋書店 西川さんの選書

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『センス・オブ・ワンダー』レイチェル・カーソン 著  新潮社

●この世界の神秘を、よろこんで

この本の、すべての情景が鮮明に浮かびます。波の音、雨上がりの緑のにおい、朝一番に聞こえる鳥の声、、それだけ自然というのは、私たちの身近にあるものなのです。だけどその感度はすぐに鈍ってしまうので、ときどき読み返しています。

ブックトークにはぜひ、参加してほしいですが、無理は言いません。
渡り鳥と紹介する本たちはぜひ、読んでみてほしいです。
秋に、そして、これから訪れる年の瀬に向けて。

(筆 さりげなく 稲垣)

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