見出し画像

境界線の引き方を考える

友達との境界線の引き方を模索している。

前回の記事で書いた友達の言葉。

例えば私の場合、苦手で嫌いな家事を頑張ってるのに、子育て中の友達から「一人暮らしなんだからそれほど大変じゃないでしょ」「一人暮らしは気楽でいいよね」と言われると、これくらいで頑張ってるなんて甘えなんだと思ってしまいます。

このことについてコーチとLINEでやりとりしながら考えていた。

よく考えてみるとこんなこと言うなんてひどいよなぁと思うし、言われたことに傷ついたり自分を責めたりしてしまうことも確かに事実なんだけど、それだけで終わっていない自分もいて。

なんだか2人の自分がいる感覚。

1人は、「悲しい、悔しい、けど本当のことなんだから言われても仕方ない」と泣いている。

もう1人は、「はいはい、そうやって私をバカにしてれば満足なんでしょ。あなたのためにわざとバカになってあげてるんですよ」と思っている。

前者は単純に自分の気持ちで、後者は着ぐるみを着ている感じ。クマとかネコみたいなかわいいやつじゃなくて、ピエロの着ぐるみ。

私はこの友達から下に見られている自覚がある。学歴、職歴、今は派遣社員をやっていること、フリーランスを目指していること、マンションじゃなくてアパートに住んでること、お風呂に追い焚きがついてないこと、恋愛や結婚に興味がないこと。これら全部、彼女の言葉の端々から「バカにされてるな」と感じることだ。

以前の私は、ただ傷つくだけだった。

良い大学に行って、バリバリ働いて高収入で、結婚もして子供もいる彼女からしたら、正反対な私なんて下に見られて当然だと思い、彼女の言葉もそれによってついた傷も甘んじて受け入れていた。

でも今は、傷ついたと思ったらピエロになる。

わざとおどけたり、明るくオーバー気味に「やっぱ私はダメだよねー。○○ちゃんは本当にすごいよ」と言ってあげる。笑わせてあげて、彼女の優位に立ちたいという欲求や承認欲求を満たしてあげる。

こんなことするのは性格悪いなと自分でも思うけど、これは自分を守るためのものだ。

ピエロになることで悲しんでいる時間を短くすることができ、彼女と私の間に境界線を引くこともできる。それ以上彼女の悪意(彼女は悪意と思ってないかもしれないけど)を私に入れさせないために。悪意は着ぐるみの外側で止める。

そんなことするくらいなら彼女との付き合いをやめればいいじゃんと思われるかもしれないけど、それができないから編み出した私なりの方法がピエロの着ぐるみを着ることだった。

彼女とは1対1で会うことはなく、いつもグループで会っている。1対1で会うだけなら自然とフェードアウトすることはできるけど、グループだと他の子たちに気を使わせてしまう可能性がある。それに、彼女以外の子たちは私を見下していないし話していても楽しいから、グループから抜けたいとは思わない。

私は納得してピエロになっているのだ。

ただ、ここまで書いてみて、私が彼女の欲求を満たしてあげる義理はないなと思った。

コーチからも言われたことだが、認められたいという気持ちは彼女が自分でケアすべきことだ。

私も納得しているからと言って、ピエロで居続けたいとは思わない。もっと健全な方法を見つけたい。

今は結局、「彼女に下に見られても仕方ない」という気持ちの方が強いから、ピエロになることでしか自分を守れないし、境界線も引けない。

私が私のやりたいことを叶えて、「私の人生は最高だー!」と叫べるようになったら、彼女の言葉なんて気にならなくなるのかな。ピエロにならなくても私のままで境界線を引けるのかな。

これを機に考えていこうと思う。

もしも「私はこういうことしてるよー!」と言うものがあったら公式LINEで教えていただけると嬉しいです。
お知恵を貸してください。



無理矢理ポジティブになる必要はない。
じっくり自分と向き合って、昨日より今日の自分を好きになる。
自分自身も挑戦しているライフコーチです。

発信の感想や体験セッションのお問い合わせなど公式LINEに頂けると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?